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阪神・ガンケルVS巨人・菅野智之 今季最後の甲子園での「伝統の一戦」を制するのは?

2021 9/19 11:00SPAIA編集部
阪神・ガンケルと巨人・菅野智之,ⒸSPAIA
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今季最後の甲子園での伝統の一戦

阪神・ガンケルと巨人・菅野智之インフォグラフィック


今日19日、首位・阪神と3.5差の3位巨人が、今季最後となる甲子園での伝統の一戦を戦う。

阪神の先発はガンケル。来日2年目の右腕は今季15試合に先発して7勝2敗、防御率2.86。前半戦は最終登板となった7月14日のDeNA戦で初黒星を喫するまで、11戦無敗とチームの快進撃を支える活躍を見せていた。

だが、後半戦はここまで3試合に登板して1勝1敗、防御率4.34。前回登板の12日DeNA戦では6回101球を投げ、2本塁打を含む8安打を浴び5失点するなど、ピリッとしない投球が続いている。

巨人相手には9月4日に1度対戦し、6.1回110球6安打3失点。6回に巨人の4番・岡本和真に逆転となる2点本塁打を浴びたが、その後チームが逆転勝ちを収めたため、勝敗はつかなかった。

今季最後の聖地での伝統の一戦を制し、巨人に引導を渡すことができるか。助っ人右腕にかかる期待は大きい。

今季初の阪神戦に臨む菅野

一方、巨人の先発は菅野智之。今季は4度登録を抹消されるなど、なかなか調子が上がらない中、13試合に先発して4勝6敗、防御率3.72とエースらしからぬ数字が並ぶ。後半戦に入ってからも好投と炎上を交互に繰り返し、2勝2敗とまだまだ本調子とは言えない状態だ。

阪神戦には今季初登板。昨年は5試合に先発して4勝1敗、防御率2.25と好相性。ただ、大山悠輔を.077、梅野隆太郎を.100に抑えていた一方で、近本光司に.438、サンズとマルテの両助っ人には.333と打たれており、予断は許さない。

前回登板した12日の広島戦では、中4日での登板ながら7回95球5安打1失点に抑え、4勝目を挙げた。今回は中6日で満を持して虎狩りに臨む。敵地での今季最終戦、エースとして貫禄の投球を披露し、逆転優勝へチームを鼓舞することができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・原樹理ー広島・高橋昂也(神宮)
DeNA・今永昇太-中日・ロドリゲス(横浜スタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之ーロッテ・小島和哉(札幌ドーム)
楽天・岸孝之-ソフトバンク・石川柊太(楽天生命パーク)
オリックス・山﨑福也-西武・渡邉勇太朗(京セラドーム大阪)

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