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【プロ野球予告先発】千賀滉大が一軍復帰!ソフトバンク反撃の狼煙となるか

2021 7/6 11:00SPAIA編集部
ロッテ二木康太とソフトバンク千賀滉大
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ⒸSPAIA

侍ジャパンにも追加招集、状態に不安なし

ロッテ二木康太とソフトバンク千賀滉大インフォグラフィック


戦列を離れていたソフトバンク・千賀滉大が6日のロッテ戦(ZOZOマリン)で一軍マウンドに復帰する。昨季は最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の3冠に輝いた右腕も、今季は4月6日の日本ハム戦で左足靱帯を損傷。リハビリを経て6月17日に三軍戦(対火の国サラマンダーズ)、同23日に二軍戦(対阪神)、同29日の三軍戦(対大分B-リングス)と段階を踏んで状態を見極めてきた。

巨人・菅野智之と中川皓太が辞退した侍ジャパンにも追加招集。ストレートは150キロ台後半をマークしており、状態は問題ないと見られる。

千賀の凄さについては今さら説明の必要もないだろう。平均155.6キロのストレートと鋭く落ちる「お化けフォーク」を武器にパ・リーグの強打者をねじ伏せてきた。

ロッテ戦は今季初登板だが、昨季は3試合に登板して2勝1敗、防御率2.42。奪三振率10.88、被本塁打なしと好成績を収めている。

日本シリーズ4連覇中のチームは勝ちきれない日々が続くが、エースの復活が反撃の狼煙となるか。パ・リーグの後半戦を占う意味でも大きな一戦となりそうだ。

二木康太はソフトバンク戦防御率5.50

一方、ロッテの先発は二木康太。今季は12試合に登板して3勝4敗、防御率3.91ともうひとつピリッとしない。

今季、ソフトバンク戦は3試合に登板して1勝2敗、防御率5.50。柳田悠岐に2発と今宮健太、周東佑京に各1発、計4本塁打を喫している点は気がかりだ。

平均139.4キロのストレートが全体の半分を占めており、フォーク、スライダー、カーブと球種も多くない。丁寧にコーナーに投げ分けないと、ソフトバンク打線につかまる危険性が高まる。

Aクラス争いに踏みとどまるためにも接戦に持ち込みたい。二木の粘り強い投球が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・エンジェル・サンチェス-中日・大野雄大(前橋)
ヤクルト・田口麗斗-阪神・青柳晃洋(神宮)
広島・大瀬良大地-DeNA・坂本裕哉(マツダ)

【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之-西武・松本航(旭川)
オリックス・本田仁海-楽天・則本昂大(京セラドーム大阪)

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