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楽天・西口直人がプロ2度目の先発、ロッテ岩下大輝は自己最多タイ7勝目狙う

2021 7/5 11:00SPAIA編集部
楽天・西口直人とロッテ岩下大輝
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ⒸSPAIA

前回ソフトバンク戦でプロ初勝利挙げた苦労人・西口

楽天・西口直人とロッテ岩下大輝インフォグラフィック


楽天・西口直人が今日5日のロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ2度目の先発マウンドに登る。前回6月26日のソフトバンク戦は先発の高田孝一が危険球退場となったため初回2死から急遽登板。4.1回を栗原陵矢の一発のみの1失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。

今季は11試合に登板して1勝0敗、防御率3.72。先発はプロ初登板だった2018年9月30日のオリックス戦(7.2回2失点で勝ち負けつかず)以来3年ぶりとなる。

大阪・山本高から甲賀健康医療専門学校を経て2016年ドラフト10位で入団した5年目右腕。平均146.6キロのストレートが全体の62.2%を占めているが、チェンジアップ、カーブ、カットボール、スライダー、フォークと変化球もひと通り投げる。昨年はファーム日本選手権で先発勝利をつかむなど、着実に成長している。

層の厚い楽天投手陣で競争を勝ち抜くのは簡単ではないが、苦労人が梅雨空に花を咲かせば、オリックス追撃の光明となりそうだ。

左打者の被打率.169の岩下

一方、ロッテの先発は岩下大輝。今季は12試合に登板して6勝4敗、防御率3.19と安定している。特にここ2試合は、6月18日の西武戦が6回無失点、同26日の日本ハム戦が6回1失点と内容もいい。

武器は平均146.4キロのストレートと同134.6キロのフォーク。この2球種で全体の84.1%を占めている。

今季の被打率は左打者の.169に対し、右打者は.269。被本塁打も左打者の1本に対し、右打者には4本喫しており、浅村栄斗には気を付けたい。楽天打線は小深田大翔、鈴木大地、島内宏明、岡島豪郎、茂木栄五郎ら左打者が多いため、やりにくさはないだろう。

上位争いから振り落とされないためにも大事な一戦。自己最多だった昨季の7勝に並ぶ好投が期待される。

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