2017年15勝の薮田和樹が復活期す
多くのチームは交流戦の全日程を終了したが、広島は新型コロナウイルスの陽性者が出たため延期された3試合が残っている。
今日14日の西武戦(マツダ)は薮田和樹が今季初先発。今春キャンプ終盤の紅白戦で11安打を浴びる大乱調のため二軍調整を命じられ、今季は開幕一軍入りできなかった。ウエスタン・リーグではここまで7試合に登板して1勝3敗、防御率4.60と本来の調子を取り戻したとは言い難い。
前回8日の阪神戦でも7回3失点で102球を投げて負け投手となっており、中5日で迎える今季初の一軍マウンドは不安が残る。
亜細亜大からドラフト2位で入団して7年目。188センチの長身から繰り出す速球を武器に、2017年には15勝3敗で最高勝率に輝いた実績を持つ。チームはセ・リーグ5位と苦しい状況だけに復活が期待される。