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【伝統の一戦・2000試合】阪神は開幕4連勝をかけて伊藤将司が先発 巨人サンチェスは鬼門攻略なるか

2021 5/15 06:00SPAIA編集部
5月15日予告先発インフォグラフィックⒸSPAIA
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伝統の一戦2000試合目の勝者は

5月15日予告先発インフォグラフィックⒸSPAIA


本日15日、伝統の一戦が節目の2000試合を迎える。首位・阪神と2位・巨人の直接対決第2戦、この大事な試合のマウンドに、阪神はドラフト2位ルーキーの伊藤将司を送り出す。

ここまで4試合に先発し、3勝0敗、防御率1.55と快投が続く。特に、ここ3試合はいずれもHQS(7回以上自責点2以下)を記録。1年目とは思えない落ち着いた投球で、打者を手玉に取っている。

持ち味は抜群の制球力。29回を投げ、与えた四球はわずか5個、与四球率1.55は規定に未達ながら、リーグ4位に相当する数字を残している。

巨人相手にも4月7日に登板し、7回6安打1失点でプロ初勝利をもぎ取った。メモリアルウィーク第1戦を制した勢いそのまま、ルーキー左腕が一気に勝ち越しを決めることができるか。

阪神戦だけ散々なサンチェス

迎え撃つ巨人の先発はサンチェス。13日のDeNA戦が雨天中止となり、メモリアル試合の先発を務めることとなった。今季は5試合に先発し、2勝2敗、防御率4.26といまひとつの成績に見えるが、3試合でHQSを記録するなど、好投も見せている。

鬼門となっているのが阪神戦だ。2試合に先発し、いずれも3回持たずノックアウトされている。与四球率9.00と四球の多さも気になるが、2戦合計わずか4回で11安打、3本塁打を浴びており、クセでも見抜かれているかのような打たれようだ。

光明と言えるのは、トップバッターの近本光司から4打席で3三振を奪っていること。中軸をいかに抑えられるかがカギとなりそうだ。

その他の試合の予告先発は下記の通り。

【セ・リーグ】
中日・福谷浩司-ヤクルト・小川泰弘(バンテリンドーム)
広島・九里亜蓮-DeNA・ピープルズ(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・バーヘイゲン-ソフトバンク・マルティネス(札幌ドーム)
ロッテ・美馬学-西武・松本航(ZOZOマリン)
オリックス・田嶋大樹-楽天・田中将大(ほっと神戸)

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