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【予告先発】最短昇格の巨人・畠世周と”雨男”阪神・青柳晃洋が再戦

2021 5/14 06:00SPAIA編集部
5月14日予告先発インフォグラフィックⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

最短での昇格となった畠世周

5月14日予告先発インフォグラフィックⒸSPAIA


巨人は本日14日から東京ドームに首位・阪神を迎えての3連戦。初戦の先発は巨人が中10日で畠世周、阪神が中8日の青柳晃洋と、奇しくも4月21日と同じ顔合わせとなった。

巨人の畠は、前回登板の3日広島戦で打球が足に直撃し、登板間隔をあけるため翌4日に登録抹消されていた。だが、エース・菅野智之の離脱という緊急事態を受け、最短10日での昇格となる。

今季は阪神戦に2試合先発し、1勝1敗、防御率4.66と数字はいまひとつも、前回対戦時は6回5安打2失点で、勝ち投手となった。三振もイニングを上回る7個奪っており、足の状態が問題なければ、好投が期待できそうだ。

ただし、一発には要注意。前回登板時も初回に近本光司とマルテに本塁打を浴びた。いずれもソロだったため、大事には至らなかったが、不用意な一球が命取りになりかねない。丁寧なピッチングが必要だろう。

5試合連続QS中の青柳は雪辱なるか

一方の阪神先発の青柳は、先発予定だった12日のヤクルト戦が雨で中止となり、このカード初戦に回ることとなった。今季は2勝2敗ながら防御率はリーグ5位の2.13と好投を続けている。5試合連続QS(6回以上自責点3以内)を記録中と、安定感は抜群だ。

だが、巨人戦となると不思議と勝てていない。昨年も対戦防御率は3.60ながら3戦3敗。今季の初対戦でも6回で9安打を浴びながらも、3失点にまとめていたが、敗戦投手に。岡本和真に2本塁打を食らったのが痛かった。

雨天中止により、早々に回ってきた再戦の場。持ち味の打たせて取る投球で、前回の雪辱を果たせるか。

その他の試合の予告先発は下記の通り。

【セ・リーグ】
中日・勝野昌慶-ヤクルト・金久保優斗(バンテリンドーム)
広島・高橋昂也-DeNA・ロメロ(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
ロッテ・石川歩-西武・髙橋光成(ZOZOマリン)
日本ハム・伊藤大海-ソフトバンク・石川柊太(札幌ドーム)
オリックス・山岡泰輔-楽天・涌井秀章(ほっと神戸)

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