今永と並ぶ5勝目
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は現地時間5月20日(日本時間21日)、本拠地で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。7回途中8奪三振2失点の力投で今季5勝目を手にした。
6回途中4失点と試合を作ることができなかった前回登板・ジャイアンツ戦から中6日で挑んだ今季10度目のマウンド。立ち上がりは安打を1本許しながら3つのアウトすべてを三振で奪うと、2回も1奪三振で三者凡退と好スタートを切る。
0-0で迎えた3回表に二死ながら一・二塁のピンチを迎え、ジョク・ピダーソンの適時打で1点を失ってしまったものの、直後の攻撃で味方打線が爆発。キケ・ヘルナンデスの同点ソロ、フレディ・フリーマンの勝ち越し満塁弾などで一挙6点を挙げて試合をひっくり返した。
援護をもらった背番号18は4回から危なげない投球を展開。7回に先頭の二塁打から一死後に適時内野安打で1点を返され、この日は6回1/3で降板となったが、アンソニー・バンダが後続を斬って最少失点で切り抜けた。
試合はその後、8回にエリーザ・エルナンデスが2本の本塁打を浴びて6-4と詰め寄られるも、最後までリードを守って6-4で勝利。7回途中2失点の力投を見せた山本由伸に今季5勝目がついた。
これで今季の成績は5勝1敗、防御率は3.17。メジャーデビュー登板となった3月21日のパドレス戦で黒星を喫して以降は負け知らずで、同じルーキーの今永昇太に勝ち星で並んだ。
なお、この日「2番・指名打者」で出場した大谷翔平は3打数1安打。打率は.353となっている。
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