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夏の甲子園49代表出揃う、大トリは徳島・鳴門

2019 7/30 16:35SPAIA編集部
夏の甲子園は8月6日開幕ⒸKPG_Payless/Shutterstock.com

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オールドファン喜ぶ顔ぶれ

第101回全国高校野球選手権大会の49代表校が出揃った。7月30日に愛媛と徳島で決勝が行われ、宇和島東が松山聖陵を下して9年ぶり9度目、鳴門が富岡西を破って2年連続13度目の優勝。大トリで甲子園出場を決めた鳴門は8点を奪う完勝だった。

101回目の夏は、久々の出場となる高校が多いのが特徴だ。秋田中央は、校名が秋田市立だった1974年以来45年ぶり5度目、高校女子駅伝の強豪としても知られる立命館宇治は37年ぶり3度目、ロッテ・井口資仁監督の母校でもある国学院久我山は28年ぶり3度目、甲子園初出場は1925年の伝統校、米子東も28年ぶり14度目、第1回のセンバツ優勝校、高松商は23年ぶり20度目、今春センバツで8強入りした筑陽学園は16年ぶり2度目、春夏計7度の全国制覇を誇る古豪、広島商は15年ぶり23度目と、オールドファンの喜びそうなチームが並んだ。

第101回全国高校野球選手権大会出場校一覧ⒸSPAIA

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一方で、13年連続16度目の聖光学院、9年連続15度目の作新学院、5年連続7度目の花咲徳栄など常連校も名を連ねる。逆に初出場は飯山、誉、富島の3校のみとなった。

地方大会期間中に最も注目を集めていた大船渡の最速163キロ右腕・佐々木朗希は岩手大会決勝で登板せず、花巻東に大敗したことで議論を呼んだ。佐々木とともに好投手「BIG4」と呼ばれる横浜の及川雅貴、創志学園の西純矢も甲子園出場を逃し、唯一、星稜の奥川恭伸だけが聖地に駒を進めた。

組み合わせ抽選会は8月3日に行われ、同6日に開幕する。今年はどんなドラマが待っているだろうか。

【第101回全国高校野球選手権大会出場校】
▼北海道
北北海道 旭川大高 2年連続9度目
南北海道 北照 2年連続5度目

▼東北
青森 八戸学院光星 2年連続10度目
岩手 花巻東 2年連続10度目
秋田 秋田中央 45年ぶり5度目
宮城 仙台育英 3年連続28度目
山形 鶴岡東 3年ぶり6度目
福島 聖光学院 13年連続16度目

▼関東
茨城 霞ヶ浦 4年ぶり2度目
栃木 作新学院 9年連続15度目
群馬 前橋育英 4年連続5度目
埼玉 花咲徳栄 5年連続7度目
千葉 習志野 8年ぶり9度目
東東京 関東第一 3年ぶり8度目
西東京 国学院久我山 28年ぶり3度目
神奈川 東海大相模 4年ぶり11度目
山梨 山梨学院 4年連続9度目

▼北信越
新潟 日本文理 2年ぶり10度目
富山 高岡商 3年連続20度目
石川 星稜 2年連続20度目
福井 敦賀気比 2年連続9度目
長野 飯山 初出場

▼東海
岐阜 中京学院大中京 3年ぶり7度目
静岡 静岡 4年ぶり25度目
愛知 誉 初出場
三重 津田学園 2年ぶり2度目

▼近畿
滋賀 近江 2年連続14度目
京都 立命館宇治 37年ぶり3度目
大阪 履正社 3年ぶり4度目
兵庫 明石商 2年連続2度目
奈良 智弁学園 3年ぶり19度目
和歌山 智弁和歌山 3年連続24度目

▼中国
鳥取 米子東 28年ぶり14度目
島根 石見智翠館 4年ぶり10度目
岡山 岡山学芸館 4年ぶり2度目
広島 広島商業 15年ぶり23度目
山口 宇部鴻城 7年ぶり2度目

▼四国
徳島 鳴門 2年連続13度目
香川 高松商業 23年ぶり20度目
愛媛 宇和島東 9年ぶり9度目
高知 明徳義塾 2年ぶり20度目

▼九州・沖縄
福岡 筑陽学園 16年ぶり2度目
佐賀 佐賀北 5年ぶり5度目
長崎 海星 5年ぶり18度目
熊本 熊本工業 6年ぶり21度目
大分 藤蔭 2年連続3度目
宮崎 富島 初出場
鹿児島 神村学園 2年ぶり5度目
沖縄 沖縄尚学 5年ぶり8度目

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