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夏の甲子園・ドラフト候補たちはどうだった?〜投手編〜

2018 8/26 07:00勝田聡
甲子園,ⒸSPAIA
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大谷二世?渡邉勇太朗

大谷翔平(エンゼルス)のような長身から、そっくりなフォームで150キロ近いストレートを投げ込むのが浦和学院(南埼玉)の渡邉勇太朗だ。

今大会では2戦目となった二松学舎大付(東東京)戦が圧巻だった。4回に連打を浴び、無死二、三塁のピンチを招くが2つの空振り三振と内野ゴロで無失点に抑える。その後は二塁も踏ませぬ投球で完封勝利。10個の三振を奪い、課題の制球面も与四球は初回に与えた1個だけと抜群の投球を見せたのである。

次戦の大阪桐蔭戦では打ち込まれるシーンもあったが、それで評価が大きく下がることはないはずだ 。まだまだ荒削りではあるが、志望届を提出すれば上位指名される可能性は十分にある。

<渡邉勇太朗・甲子園成績>
3試合/21.1回/奪三振22/与四死球8/防御率2.11

秋田のキラ星・吉田輝星

今大会でもっとも輝いたといっても過言ではないのが吉田輝星(金足農)だ。秋田大会から準決勝までをひとりで投げ抜き、チームを103年ぶりとなる決勝まで導いた豪腕である。

今大会では50回を投げ奪三振は62個。140キロ台後半のストレートに鋭く落ちるスライダーで相手打線を翻弄した。また、頭脳プレーで併殺を奪う場面もあり、フィールディング面でも才能を見せている。速い牽制、遅い牽制を使い分け、クイックモーションも活用するなど随所に高校生離れしたプレーを見せたところも印象的だった。

打撃面でも本塁打を含む7安打を放ち、打率.350をマーク。まさに走攻守どれをとっても一級品と言える存在だ。プロに関しては本人の口から語られていないが、プロ志望届を提出すれば1位で消えることになりそうだ。

<吉田輝星・甲子園成績>
6試合/打率.350(20打数7安打)/1本/3打点/0盗塁
6試合/50回/62奪三振/14与四死球/防御率3.78

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