2度目のセンバツ連覇なら史上初
第95回記念選抜高校野球大会が3月18日に開幕する。例年より4校多い36校が出場する今大会で優勝候補に挙げられている大阪桐蔭は、数々の記録がかかっている。
まずは史上初となる2度目のセンバツ連覇。これまでセンバツを連覇したのはわずか3校しかない。1929年、1930年の第一神港商(兵庫)、1981年、1982年のPL学園(大阪)、2017年、2018年の大阪桐蔭(大阪)だ。
2022年の前回大会を制している大阪桐蔭が今回も優勝すれば、史上4度目かつ、同一校による2度目のセンバツ連覇は史上初となる。
春夏連覇を2度達成しているのも大阪桐蔭のみで、センバツも2度目の連覇を果たせば新たな勲章が加わる。
優勝すれば西谷浩一監督は甲子園69勝
昨年に続いて頂点に立てば、センバツ優勝回数でもトップに並ぶ。これまで2012年、2017年、2018年、2022年と4度優勝しており、今回も制すれば単独トップの東邦(愛知)に並んで5度目。夏は5度優勝しており、春夏通算では節目の10度目となる。
また、西谷浩一監督は歴代2位の甲子園通算64勝(12敗)。今大会で優勝すれば5勝を上積みすることになり、歴代1位・高嶋仁氏(智弁学園・智弁和歌山)の68勝を上回ってトップに躍り出るのだ。
大阪桐蔭は昨秋の明治神宮大会を制しており、エース前田悠伍はプロ注目左腕。初戦は第3日第3試合で敦賀気比(福井)との対戦が決まっている。頂点に立って数々の記録を塗り替えることができるか注目だ。
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