「勝てない」と感じた上田剛史の思わぬ弱点とは?
元日本ハムの投手、ダース・ローマシュ匡氏が野球人生を振り返るSPAIAちゃんねるの第2回。龍谷大平安高校野球部出身の「SEOLY(セオリー)」こと株式会社New Wing代表取締役の背尾匡徳氏と、株式会社グラッドキューブのCEO金島弘樹が進行役として、関西高校入学直後について聞いた。
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中学時代に希望していたPL学園への進学を諦め、「関西ならエースになれる」と言われて意気揚々と入学したダース氏は、野球部入部直後の紅白戦で衝撃を受ける。
同級生に現在もヤクルトで外野手として活躍する上田剛史がいた。当時は投手だった上田は、ストレートが速く、スライダーは消えるように鋭く曲がる。足も速く、ショートもこなし、まさに万能プレーヤーだった。
他にも1年生で135キロを投げる投手、サイドスローから128キロを出す投手など想像以上のハイレベルだった。
「だまされた」
ダース氏はそう思ったと振り返る。「この集団、何?と思いました。6人投げた中で僕は下から2番目。勝てないと思った」と当時の胸中を打ち明けた。
ただ、上田には投手として致命的な弱点があった。1か月後に分かったその弱点は動画で明かしている。
他のライバルたちもスタミナに不安があったり、打者としての素質が開花するなど、エース争いから少しずつ脱落。ダース氏は厳しい競争を勝ち抜き、最終的にエースナンバーを背負うことになる。
スパイア [SPAIA] ちゃんねる
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