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松井秀喜氏がノミネートされたアメリカ野球殿堂とは?

2017 11/24 15:55mono
松井秀喜
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日本人選手二人目!松井秀喜氏がノミネート

2018年度の野球殿堂入り候補者が発表された。そのなかには馴染みのある日本人選手も入っており、そのひとりがニューヨーク・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏だ。

松井氏は2002年オフにFA権を行使し、読売ジャイアンツからヤンキースへと移籍。2003年から2009年までの7年間を同チームで過ごし、ロサンゼルス・エンゼルス、オークランド・アスレチックス、タンパベイ・レイズと渡り歩き2012年に現役を引退。
10年間で通算175本塁打を放ち、ヤンキース在籍時の2009年にはワールドシリーズMVPにも輝いている。

これらの実績が認められ候補者に選ばれたのだ。日本人選手としては野茂英雄氏以来、二人目となり、野手としては初の快挙だ。
また今回の候補者では、東北楽天ゴールデンイーグルスでプレーしたアンドリュー・ジョーンズ氏も名を連ねている。現役晩年の2013年に楽天へ入団し、2年間で50本塁打を放った大砲はメジャーリーグ生活17年間で2196試合に出場、打率.254(7599打数1933安打)、434本塁打の成績を残している。

  メジャーデビューとなった1996年には、19歳ながらワールドシリーズに出場しており、第1戦の初打席から2打席連続本塁打を記録し、ワールドシリーズにおいても史上最年少本塁打記録を樹立した。このふたりが、どれだけ得票数を集めることができるのか注目が集まる。

アメリカ野球殿堂とは?

松井氏の候補者入りで注目を集めるアメリカ野球殿堂だが、いったいどういうものなのだろう。
アメリカ野球殿堂博物館は、ニューヨーク州クーパーズタウンにあり、アメリカ野球の発展に寄与した選手、コーチ、監督、審判員、オーナー、その他関係者を讃えるものである。対象はメジャーリーグで10年以上プレーし、引退から5年以上経過した選手だ。
その選手たちが候補者に値するか否かを全米野球記者協会(Baseball Writers’ Association of America)で審議にかけられる。その審議に通ると、候補者として名を連ねることができるのだ。

候補者となった選手たちは、BBWAAに10年以上在籍している記者からの投票で75%以上の得票数を得ると殿堂入りとなる。得票数が5%を下回らない限り、10回までノミネートされるため、初年度で得票を75%以上集められなくても数年後に殿堂入りとなるケースも多い。
またBBWAAでは選出されず、引退から15年以内の選手や元選手ではない人物(審判員など)はBBWAAの投票ではなく、ベテランズ委員会によって審査が行われることとなる。

選出は1871年〜1949年のEarly Baseball、1950年〜1969年のGolden Days、1970年〜1987年のModern Baseball、1988年〜現在のToday’s Gameと4つの時代によって区切られており、選考年度ごとにどの時代から選出するかが決められている。ちなみに2018年は Modern Baseballだ。
これらの投票で殿堂入りとなると、クーパーズタウンのアメリカ野球殿堂博物館において、レリーフが飾られることになる。2017年現在、日本人で殿堂入りとなった人物はひとりもいない。

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