中山熊猫との接戦制し栄冠、上床駿斗がMVP
中学生の硬式野球「ポニーリーグ」のアジア一を決める第11回中山・パンダカップ少年野球大会に出場していた関メディベースボール学院ポニー(兵庫県西宮市)が、23日の決勝でU-15中山熊猫(中国)を5-4で下し、見事に優勝を果たした。
中国・中山市で開催された同大会はU-12の部とU-15の部に日本、中国、韓国などから8チームずつが参加。U-15の部に出場した関メディはU-15南京竹山(中国)に7-2で白星発進すると、U-15KOREA(韓国)と8-8の引き分け、U-15CHINA MLB(中国)を4-3で下し、決勝に進出した。
決勝の中山熊猫戦は一度は逆転を許したが、最終7回に追いつき、延長8回に勝ち越す劇的な勝利。クローザーとして打者15人に対して1安打9奪三振、無失点で優勝に貢献した上床駿斗投手がMVPに選出され、千葉航大投手が優秀選手賞、井戸伸年監督が最優秀監督賞を受賞した。
関メディベースボール学院提供
期間中に広州日本総領事館を訪問するなど、野球を通じて各国と交流も深めた井戸伸年総監督は「子供たちにとって刺激的な経験ばかりで、かけがえのない財産になったと思います。選手としても人間としても一回り成長してくれるでしょう。その上、優勝という最高の結果を出せてホッとしています」と笑顔を見せた。
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