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バドミントン 四文字ペアの歴史〈3〉「フジカキ」編

2017 2/15 10:27きょういち
バドミントン
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ロンドンで「フジカキ」へバトンタッチ

 日本バドミントン界の人気の引きつけ役だった「オグシオ」から、2008年北京五輪で「スエマエ」に女子ダブルスのバトンは引き継がれました。(「バドミントンの四文字ペア その歴史②「スエマエ」編」参照)

 そして、歴史は繰り返します。

 北京五輪後、スエマエの末綱聡子は「もっとうまくなりたい」と現役を続け、前田美順は「あんな楽しい場所はない。もう一度出たい」と意欲を燃やしました。2011年世界選手権は銅メダル。日本バドミントン界初の五輪でのメダルを目指して、2012年のロンドン五輪に乗り込み増した。

 しかし、そこで新たなペアが注目を浴びます。スエマエの所属先の後輩で、藤井瑞希、垣岩令佳が組む「フジカキ」が先輩たちからバトンを引き継ぎました。

運の女神が明暗を分ける

 フジカキのことを語る前に、スエマエのロンドン五輪を思い出しましょう。  4チームによるリーグ戦が行われ、上位2チームが準々決勝に進むシステムで、スエマエはリーグ戦で2勝1敗でした。普通なら2位の成績ですが、この時は2勝1敗で3チームが並び、得失ゲーム差で3位に。そのため、予選リーグで敗退しました。

 スエマエは勝っても準々決勝に進めないことが分かっていながら、最終戦に臨み、そして勝ちました。勝っても、五輪から去らなければならない。そんな無念が彼女たちの真っ赤になった目からうかがえました。

 運に恵まれなかったスエマエに対し、フジカキは対照的な勝ち上がりを見せます。

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