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バドミントン 四文字ペアの歴史〈2〉「スエマエ」編

2017 2/15 10:19きょういち
バドミントン
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その名を知らしめた北京五輪

 スエマエの名前を世に知らしめたのは、北京五輪準々決勝でした。相手は2004年アテネ五輪金メダリストの中国ペアを相手に、逆転勝ちで日本バドミントン界史上初のベスト4進出を果たしました。金メダリスト撃破、それも完全なアウエーで中国選手に大逆転勝ち、さらには勝った瞬間の劇的な喜び方。すべてにインパクトがあり、スエマエの勝利の写真は新聞の1面を飾りました。

 突如現れた感じがするスエマエですが、直前から好調を維持していました。北京五輪の全日本実業団選手権では団体戦で対戦したオグシオに勝利。国際大会でも結果を出していました。

勝ち気な性格がようやくプラスに

 なぜ、国内3番手から急に力を伸ばしたのでしょうか。

 末綱のゲームをつくる能力、前田の決定力、そして、ダブルスのコンビネーションはオグシオより上だったかもしれません。それでも、なかなか日の目を見なかったのは、2人の性格にあると言われていました。

 2人はとにかく、気が強い。磁石の同じ極同士がぶつかるイメージです。衝突を繰り返しては、口をきかない時期もあったと言います。

 そんな2人ですが、目標は勝つこと。その中で、互いのミスにいらついていましたが、よくよく考えれば、勝ちたいという気持ちがぶつかっていただけでした。そこをわかり合ったとき、彼女たちは真のペアとなり、持っている力を発揮できるようになりました。

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