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【ニューイヤー駅伝2018】優勝候補はどこか有力チームを予想する

2017 11/10 12:24hiiragi
男子マラソン
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全国6地区代表37チームによる実業団日本一決定戦

ニューイヤー駅伝は正式には全日本実業団対抗駅伝競走大会といい、1957年に第1回大会が開催された。会場や日程はこれまで何度か変更になったが、現在では、新春1月1日に群馬県で行われている。
コースは群馬県庁前をスタートして伊勢崎、桐生に向かい群馬県庁に帰ってくる7区間100㎞に設定されている。

出場チームは全チーム予選からの勝ち上がりとなり、全国6地区から勝ち上がった37チームによって争われる。外国人選手の出場は各チーム1名以下、2区でのみの起用に決められている。ここ数年はトヨタ自動車、コニカミノルタ、日清食品グループ、旭化成が優勝争いを繰り広げている。

2017年大会を22回目の優勝で制した旭化成

2017年第61回大会では、過去21回の優勝を誇る旭化成が3連覇のかかったトヨタ自動車を下し22回目の優勝を飾った。1区から5区に10000m27分台の選手をそろえ、7区にはリオオリンピック代表の佐々木悟選手を起用した旭化成の前評判は高かった。しかし、レースでは思わぬ苦戦を強いられる。

1区の10000m日本記録保持者村山紘太選手がまさかの13位と出遅れると、外国人選手が多い2区では鎧坂哲哉選手は区間25位の走りで20位まで後退した。
それでもここから11位、5位と順位を上げ、5区の村山謙太選手が区間賞の走りで首位に立つと、6区の市田宏選手が区間新で首位を堅守、7区につないで佐々木選手が逃げ切った。

ケニアからも新加入2017年大会の雪辱なるかトヨタ自動車

トヨタ自動車は1985年の創部以来ニューイヤー駅伝には3回優勝、8位までの入賞は17回を数え、2009年から2017年まで9年連続入賞継続中だ。
2017年大会は3連覇を目指したが、1区を10位、2区では23位と振るわず、3区の大石港与選手の区間賞となる20人抜きの快走に助けられ3位まで順位を上げると、4区以降は優勝争いを展開して結局2位でゴールした。3連覇こそ逃したが23位から巻き返した粘りは見事だった。

2017年シーズンには駒澤大学から西山雄介選手、ケニアからニコラス・コシンベイ選手が新たに加わった。西山選手は箱根駅伝2017では1区を走り6位だった。コシンベイ選手は4月の記録会で5000m13分30秒23のタイムを残している。

最終区は任せろ2年連続区間賞コニカミノルタ

コニカミノルタは2001年の初優勝以降8度の優勝を飾り、2000年代のニューイヤー駅伝をリードしてきた。しかし、2013年14年と2年連続優勝の後2015年16年と2位に甘んじ、2017年大会では5位に沈んだ。
この大会は1区を28位と出遅れたが、2区サムエル・ムワンギ選手が12位まで戻し3区の菊地賢人選手が8人抜きを演じて望みをつないだ。

後半は、7区野口拓也選手が区間賞の走りを見せたが5位までが精いっぱいだった。野口選手は日本体育大学の出身でニューイヤー駅伝2016、2017で連続7区で区間賞を取るだけでなく、2017年7月にオーストラリアで行われたゴールドコーストマラソンに2時間8分59秒で優勝している。

箱根組が新たに加わり優勝を狙う日清食品グループ

日清食品グループは2010年と2012年の2回優勝に輝いている。
しかし2014年と15年に3位入賞の後は2016年6位、2017年8位とベスト3から姿を消した。2017年大会は1区は戸田雅稀選手が区間賞で飛び出したが、2区のバルソトン・レオナルド選手が4位に後退するとあとは態勢を立て直せず8位まで順位を下げてゴールした。

戸田選手は東京農業大学の出身で、箱根駅伝2016予選会では全体7位となる59分34秒でチームを引っ張ったが本戦出場はならなかった。卒業後2016年東日本実業団対抗駅伝でも1区を走り区間賞を獲得した。
日清食品グループには駒澤大学から中谷圭佑選手、中央大学から町澤大雅選手の箱根駅伝経験者が加わり厚みが増した。

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