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【箱根駅伝2018】予選会から優勝へ、復活を目指す山梨学院大学

2017 11/10 12:24hiiragi
男子マラソン
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優勝を目標に臨んだ箱根駅伝2017

山梨学院大学は、箱根駅伝2017には前年8位の成績でシード校として出場した。1987年第63回大会の初出場から31年連続出場を継続中で、過去3回の優勝に輝いているが、ここ数年はシード権当落線上の10位前後に定着している。

2016年シーズンは、出雲駅伝で2位、全日本大学駅伝では3位と、かっての強さが戻ってきた。大学三大駅伝シーズン最終戦となる箱根駅伝2017では、優勝を目標に掲げて試合に臨んだ。

しかし、1区を任された4年生伊藤淑記選手の様子がおかしい。徐々に集団から離され始め、5㎞付近で失速すると20位で中継点までたどり着いた。

全員が失速して失ったシード権

2区ではケニアからの留学生のドミニク・ニャイロ選手が襷を受けとった。昨年も2区を走り区間2位の記録を出している。当然ごぼう抜きが期待されたが、区間9位の記録で順位も18位にとどまった。その後も各区間平凡な記録に終わり、16位で往路を終えた。

復路、1位青山学院大学とは8分11秒差でスタートを切った。シード圏内の10位日本大学とは2分1秒差、逆転できない時間差ではない。しかし各区間調子が上がらず、9区では繰り上げスタートになってしまう。最終成績は往路16位、復路が18位、総合は17位という厳しいものだった。

4年生が抜けた穴を埋める選手たち

箱根駅伝2017では、区間7位が最高で区間9位が2人とベスト10に入ったのは3人だけだった。インフルエンザの蔓延が原因らしいが、想定外の結果に終わった。メンバーは4年生が5人抜けて、半分が入れ替わる。

3年生となって名実ともにチームの中心となるニャイロ選手は、関東学生陸上競技対校選手権大会1部の10000mでは2位に入り、ハーフマラソンで優勝と健在ぶりを見せた。また、3年生の永戸聖選手が10000mで10位に、ハーフマラソンでは上田健太選手が11位に入り、河村知樹選手が15位と頑張っている。

10月には箱根駅伝2018の予選会に出場して、4位で予選を勝ち抜いた。

高校時代は全国制覇も、4年生キャプテン上田健太選手

新チームのキャプテンには、上田誠仁監督の次男である上田健太選手が指名された。上田選手は山梨学院高等学校の出身で、高校時代は全国高校駅伝に3年連続出場を経験している。特に3年生の2013年大会では優勝メンバーの1員として1区を任され、区間2位の力走を見せ優勝に貢献した。

大学1年生の箱根駅伝2015では出場機会はなかったが、補欠としてエントリーされた。箱根駅伝2018年予選会では、チーム2位となる1時間00分00秒で走り、キャプテンの務めを果たして4位突破に導いた。

ケニアからの大砲、3年生ドミニク・ニャイロ選手

3年生のドミニク・ニャイロ選手は、2015年入学のケニアからの留学生だ。2015年出雲駅伝では1年生ながら最終6区を任され、区間賞を達成する快挙を見せた。箱根駅伝2016には2区で起用されて10位で襷を受け取ると、区間2位の記録ながら7人抜きの快走であっと言わせた。

箱根駅伝2018予選会では全体2位となる57分33秒の走りを見せ、予選4位突破に一役買った。 チームとしてはニャイロ選手の貯金をうまくつなげることができれば、箱根駅伝2018で優勝争いにも絡めそうだ。

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