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ボストン・マラソンで3位に入った大迫傑 彼の何が快挙なのか(1)

2017 5/17 10:24きょういち
マラソン
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ボストンの日本男子表彰台は30年ぶり

 日本の男子マラソン界に久々に明るい話題が出てきました。4月17日に行われたボストン・マラソンで大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)が2時間10分28秒で3位に入りました。

 日本の男子選手がボストン・マラソンで表彰台(3位以内)に上がるのは、1987年に優勝した瀬古利彦以来。だから、すごい結果なんだろうと推測はできるものの、記録を見たら2時間10分を超えています。

 今回の大迫の何がすごかったのか、そして、ボストン・マラソンってどんな大会なのかを説明していきましょう。

もともとは学生駅伝のスター

 大迫は東京都出身で今年26歳になります。駅伝の強豪、長野の佐久長聖高校時代から名をはせていて、高校2年の時には全国高校駅伝で佐久長聖高校を初優勝に導いています。

 大迫の名が全国区になったのは、早稲田大学時代かもしれません。注目度の高い箱根駅伝に4年連続出場し、1、2年生の時にともに1区で区間賞を獲得。2011年には大学生のスポーツの祭典・ユニバーシアードの男子1万メートルで優勝もしました。

 大学卒業後は、やはり駅伝の強豪である日清食品グループに入社。社会人1年目の2015年元日にあったニューイヤー駅伝の1区で区間賞を獲得。鮮烈な社会人デビューを果たしたのですが、その2カ月後、新たな鮮烈が走ります。

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