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女子走高跳の髙橋渚が3連覇、陸上女子“最古”の日本記録更新を目指して華麗に美しく

2024 6/30 06:00SPAIA編集部
髙橋渚,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

1メートル87で日本選手権V3

新潟・デンカビッグスワンスタジアムで開催されている第108回日本陸上競技選手権大会で、女子走高跳の髙橋渚(24=センコー)が1メートル87で3連覇を達成した。

東京高時代にインターハイで優勝し、日大時代に日本選手権で1メートル80をマーク。その後も着実に記録を伸ばし、今年5月の静岡国際では1メートル88と自己ベストを更新していただけに、3連覇にもかかわらず目標の1メートル90を超えられなかったことを悔やんだ。

女子走高跳の日本記録は1メートル96。2001年に今井美希が記録して以来更新されておらず、女子陸上競技の主要種目では最古の記録となっている。

1メートル73の長身と長い手足、さらに美貌も手伝って人気、実力ともに上昇中の髙橋には大きな期待がかかる。パリ五輪の参加標準記録は1メートル97に設定されているが、世界ランキングなどによっては代表入りの可能性もある。

さらに2025年には東京で世界陸上が開催される。間違いなく注目選手の一人となっているだろう。

2001年から23年間も止まっている時計の針は再び動き出すか。美しきジャンパーの挑戦はこれからが本番だ。

 

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