1月29日号砲、12年ぶりコース変更
2023年1月29日に開催される第42回大阪国際女子マラソン(同日正午からカンテレ・フジテレビ系で全国生中継)の記者発表が21日、大阪市のカンテレ本社で行われた。
会見冒頭、大阪陸上競技協会の竹内章専務理事は「久しぶりにコースが一部新しくなり、ケニアやエチオピアから招待選手を招き、女性ペースメーカーに戻ることになり、活気のあるレースになるのではないかと思っております。ブダペスト世界選手権(2023年)やパリ五輪(2024年)、そしてもっと遠くのロサンゼルス五輪(2028年)を目指すランナーの育成を願っております」と挨拶した。
瀬古利彦日本陸連ロードランニングコミッションリーダーは「今大会は2024年パリ五輪の重要なステップレースになると思います。大阪から素晴らしい選手が現れることを期待しております。そして、12年ぶりにコースが変わり引き返しがなくなったことでスムーズに走れるようになりました。さらに3年ぶりに外国人選手が来てくれることになりました。素晴らしい外国人選手と最後まで競り合って、ぜひ2時間19分台、できれば日本記録に近い記録を出してほしいと思っております」と熱っぽく語った。
会見では、今大会の出場選手を発表。招待競技者はパリ五輪代表をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナリストの安藤友香(ワコール)、佐藤早也伽(積水化学)、上杉真穂(スターツ)、東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)ら国内外から12人が出場する。
また、陸上の国際競技連盟であるワールドアスレティックスが格付けするラベリング制度において、今大会が最高位に位置する「プラチナラベル」を取得することも決定。アメリカのボストンマラソンやイギリスのロンドンマラソン、東京マラソンなど、世界でもわずか14大会しか取得していないラベルとなる。
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