ソウルオリンピックから36年間、王座君臨
パリオリンピックのアーチェリー女子団体決勝が28日(日本時間29日)行われ、韓国が中国を破って優勝した。これで、韓国は同種目が初めて実施された1988年ソウル大会以来、一度も優勝を逃すことなく10連覇を達成。36年間、王座に君臨している。
チョン・フニョン、イム・シヒョン、ナム・スヒョンの3選手が中国と白熱の大接戦。4-4の同点からシュートオフとなり、当初は27-27の同点だったが、チョン・フニョンとイム・シヒョンが記録した9点がいずれも10点と認められ、29-27で勝利した。
輝ける10連覇の足跡は以下の通り。
【1988年ソウル大会】
金:韓国
銀:インドネシア
銅:アメリカ
【1992年バルセロナ大会】
金:韓国
銀:中国
銅:EUN
【1996年アトランタ大会】
金:韓国
銀:ドイツ
銅:ポーランド
【2000年シドニー大会】
金:韓国
銀:ウクライナ
銅:ドイツ
【2004年アテネ大会】
金:韓国
銀:中国
銅:チャイニーズタイペイ
【2008年北京大会】
金:韓国
銀:中国
銅:フランス
【2012年ロンドン大会】
金:韓国
銀:中国
銅:日本
【2016年リオデジャネイロ大会】
金:韓国
銀:ロシア
銅:チャイニーズタイペイ
【2021年東京大会】
金:韓国
銀:ROC
銅:ドイツ
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