決勝は3連覇目指すカナダと対戦
国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)が主催するアメリカンフットボールのU20(20歳以下)世界選手権準決勝が26日、カナダ・エドモントンで行われ、日本がアメリカを41-20で破った。
日本がIFAF主催の世界大会でアメリカに勝つのは初めて。前身の大会(世界ジュニア選手権、U19世界選手権)から6度目の出場で初の決勝進出を決めた。
日本は第1クオーターに相手エンドゾーン内でこぼれたボールをLB東駿宏(関西大学)が押さえて先制のタッチダウンを挙げると、RB蓑部雄望(立命館大学)のTDランで加点。さらにDB東田隆太郎(関西学院大学)のインターセプトで得た好機にQB小林伸光(日本大学)がWRリンスコット・トバヤス(関西学院大学)へTDパスを決めて20-0と大きくリードした。
第2クオーターにもRB漆原大晟(立命館大学)のTDランで7点を追加。その後アメリカの反撃を許したが、第3クオーターにRB漆原が、第4クオーターにRB後藤駿虎(近畿大学)がそれぞれランでTDを挙げてアメリカを突き放した。
この試合の最優秀選手(MVP)にはQB小林が選ばれた。日本は30日17時(日本時間7月1日8時)からの決勝で3連覇を目指す地元カナダと対戦する。
日本アメリカンフットボール協会提供
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