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かわいいのに力持ち!ウエイトリフティング三宅宏実選手のプロフィール

2016 12/1 16:42
ウエイトリフティング
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Photo by Pal2iyawit / Shutterstock.com

オリンピックで2大会連続のメダリストになった三宅宏実選手。どこからあんな力が出るのかと疑いたくなるほどキュートなルックスも魅力の選手ですよね。そんな三宅宏実選手のプロフィールをご紹介します。

ウエイトリフティング一家に生まれる

三宅宏実選手は、1985年11月18日に埼玉県新座市で生まれています。
お父さんの三宅義行さんは、1968年のメキシコ・オリンピックで重量挙げフェザー級で銅メダルを獲得した名選手。叔父の三宅義信さんも重量挙げの選手で、1960年のローマで銀、1964年の東京そしてメキシコで金メダルを獲得した名選手です。
兄二人もウェイトリフティングの競技を行なっており、三宅宏実選手はウエイトリフティング一家に生まれ、育ちました。

ウエイトリフティングを始めたきっかけ

そんなウエイトリフティング一家に生まれた三宅宏実選手ですが、意外にもウエイトリフティングを始めたのは遅くて、中学3年生からです。シドニー・オリンピックを見たことから始めました。
それ以前は、音大出身の母親の影響で、ピアノを習い、中学時代は軟式テニスに明け暮れる毎日でした。
ウエイトリフティングを始めた三宅宏実選手は、自宅の台所を練習場に使い、連日父親と練習しました。練習から3か月経つと42.5㎏を挙げることができるようになりました。これは父親の三宅義行さんが高1で挙げたのと同じ重量です。

三宅宏実選手のエピソード

三宅宏実選手の名前には、宅、宏、実とうかんむりが3つ連なっています。これは、三宅宏実選手が生まれた1985年に、プロ野球に2人の3冠王(阪神タイガースのランディ・バース、ロッテオリオンズの落合博満)が誕生したことにちなんで、名付けられたものでした。
実は三宅宏実選手は、東日本大震災で父親の故郷、宮城県の村田町が被災したのを受けて、父と共に救援物資を送ったり、自分の身分を隠して、ボランティア活動をしています。

2大会連続メダルの快挙!

三宅宏実選手は、オリンピックに4度出場しています。2000年のシドニーオリンピックを見て始めた選手が、2004年アテネ・オリンピックに初出場すると48㎏級9位。2008年の北京・オリンピックでは48㎏級で6位になりました。
そして、3度目のオリンピックとなった2012年のロンドン・オリンピックでは、スナッチで87㎏、クリーン&ジャークで110㎏を挙げて、銀メダルを獲得しています。
さらに、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックでは2大会連続となるメダル、銅メダルを獲得しました。

30代で目指す東京オリンピック

三宅宏実選手は、リオデジャネイロ・オリンピック終了後に母校の法政大学で行なわれたオリンピック報告会で、

「2020年の東京五輪は本当に魅力的。挑戦したいという気持ちはある」、「この4年間は今までの16年間より、いばらの道だと思う。30~35歳は心と体に変化が訪れるので、絶対とは約束できない。一日一日、一年一年の積み重ねで五輪を狙えるチャンスがあれば」

出典: スポーツ報知

と答え、東京オリンピックへの強い意欲を示しています。2020年の東京オリンピックは34歳で迎えますが、果たして3大会連続のメダル獲得なるのか、注目と期待が集まります。

まとめ

三宅宏実選手のプロフィールを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?リオデジャネイロ・オリンピックでバーベルをなでる姿は印象に残りましたね。東京オリンピックでもその姿を見せてくれるのでしょうか?見た目だけじゃなく、本当に実力のある三宅宏実選手。そんな彼女の今後から目が離せません。