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まさにコートの守護神!女子バレー日本代表を救ってきた名リベロたち

2016 9/16 20:29
女子バレー リベロ 佐野
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Photo by Andrew S/Shutterstock.com

守備専門のポジション”リベロ"について知りたい人も多いと思う。
チームを支える縁の下の力持ち的存在でもある、女子バレーの名リベロたちを紹介する。

リベロ採用は98年から!リベロ初期を支えた選手たち

実は国際ルールとしてリベロが採用されたのは1998年からなので、日本代表でこのポジションを経験した人はまだ多くない。そんな中、初めて日本女子バレーのリベロを務めたのは津雲博子さんという方だ。98年のワールドグランドチャンピオンズカップで初めてリベロとして試合に出場した。それ以降も同年の世界選手権、翌年のワールドカップに出場。特にワールドカップでは「ベストサーブレシーバー」と「ベストレシーバー」のタイトルを獲得し、世界No.1リベロと呼ばれるほどの活躍を見せた。
また、その後は櫻井由香さんという方がリベロを務めていた時期もあった。99年のワールドカップには津雲さんと一緒に出場。01年のワールドグランドチャンピオンズカップでは銅メダルの獲得に貢献している。Vリーグでの実績が素晴らしく、出場試合数381は歴代最多記録。おそらく日本でも屈指のレシーブ技術を持っていたのではないだろうか。
ただ、この2人はリベロが採用されたばかりの選手。もともとはレフトなど別のポジションでプレーしていたため、決してリベロ専門の選手ではない。しかし、次項ではいよいよあの選手を紹介する。入団時からリベロ専門プレーヤー。出場記録を持つ櫻井さんをして「体の使い方、関節の柔らかさから違う」「なんでこのボールが上がるの?という場面ばかりだった」と言わしめるほどの技術を持った選手だ。きっと皆さんもご存知ではないだろうか。

10年以上日本の守護神として君臨 「佐野優子」

そう、ここで紹介するのは佐野優子さんだ。おそらく日本で最も有名なリベロではないだろうか。159cmと小柄ながら何度も強烈なスパイクを拾い日本のピンチを救ってきた、まさに「日本の守護神」とも言うべき人だ。この人がいなかったら、リベロというポジションはここまで注目されなかったかもしれない。
1998年に実業団のユニチカに入団。ちょうどリベロが採用された年に実業団入りをするという運命的なタイミングだった。バレー選手としては小柄な佐野さんが、リベロとして生きていくことを決意したのは、もはや必然ともいえるのではないだろうか。
2002年に初めて全日本に選出されると、世界選手権に2度、オリンピックに2度、ワールドカップに3度出場。とにかくレシーブが上手く、特に強烈なスパイクでもアンダーハンドから上手にトスを上げる技術は間違いなく世界一だったと言えるだろう。
2004年にはアテネオリンピックのメンバーに選出漏れという悔しい思いをした時期もあったが、その後はほぼすべての国際大会にリベロとして出場。海外リーグでのプレー経験を活かし、日本代表になくてはならない存在となった。特に2012年のロンドンオリンピックで28年ぶりのメダルを獲得した時は、目頭が熱くなった人も多いのではないだろうか。彼女以上のリベロは、今後なかなか出てこないかもしれない。

驚異のレシーブ力 「成田郁久美」

その佐野さんが選ばれなかった2004年のアテネオリンピックに出場していたのが、成田郁久美(旧姓:大懸)さんだ。日本女子バレーにとって、アテネオリンピックは絶対に出場しなければならない大会だった。というのも、2000年のシドニーオリンピック予選で惨敗し、出場権を逃していたからだ。そのため、当時の監督だった柳本晶一氏は、「負ける悔しさを知っている人間を中心に置きたかった」ということで、アテネのメンバーには佐野さんではなく成田さんが選出された。
もともとはウイングスパイカーやレフトのポジションを務めており、1996年アトランタオリンピックに20歳で選ばれたこともある経験豊富な選手だ。2000年のシドニーオリンピック予選の際もレフトの選手として出場していた。
とにかく高いレシーブ力を持った選手で、Vリーグで2000-01年シーズンに達成したサーブレシーブ率87.4%という記録は、15年以上経った今でも破られていない。アテネではそのレシーブ力を買われ、リベロに転向して試合に出場。6勝1敗で予選1位通過、本選でのベスト8獲得に大きく貢献した。

まとめ

10年以上日本を支えた佐野さんが、やはりダントツで有名だろうか。
佐野さんの引退後は、まだ不動のリベロという存在は出てきていないが、佐藤あり紗選手あたりが一歩リードといった感じだ。 スパイカーなどと比べると決して目立つポジションではないが、縁の下の力持ちであるリベロにも注目していきたいところだ。

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