バレーボールの種類
バレーボールにはオーソドックスな6人制、9人制、ビーチバレーなどいくつか種類があり、共通のルールもあれば、それぞれのルールというものがある。今回は最もオーソドックスでありメジャーな6人制のルールについて紹介する。
バレーボールにはオーソドックスな6人制、9人制、ビーチバレーなどいくつか種類があり、共通のルールもあれば、それぞれのルールというものがある。今回は最もオーソドックスでありメジャーな6人制のルールについて紹介する。
ネットにより隔てられたコート内で試合を行うバレーボールは、相手コート内にボールを落とせばポイントを得ることができる。自分のコート内でボールを触れるのは3回までで、3回のうちに相手コートにボールを返すことができればよい。ボールは体のどこで触ってもよく、足で蹴っても頭でヘディングをしても問題はないが、同じ選手が連続でボールを3回触ると反則になる。
ゲーム開始は自分のチーム、もしくは相手チームのサーブから始まる。サーブしたボールがコート外にこぼれたりネットに当たったりした場合は、相手チームにポイントとサーブ権が移動する。
現在、6人制では国際試合を含めてラリーポイント制が導入されている。ラリーというのは、サーブから始まって1点が入るまでの一連の流れのことを言う。サーブ権を持つチームが得点を得た場合は、サーブをする選手を変えずに継続してそのチームがサーブ権を保有。反対にサーブ権を持たないチームがポイントを得た場合は、サーブ権を手に入れることができる。
以前主流だったサイドアウト制は、サーブ権を持っているチームがラリーで勝利した場合だけポイントが入り、サーブ権を持っていないチームがラリーを制した場合はサーブ権だけが移動するというルールだった。
ラリーポイント制では多くの試合で、先に25ポイントを先取したチームが1セットを勝ち取ることができる「5セットマッチ制」が取り入れられている。もし、24-24になるとデュースと呼ばれ、先に連続で2ポイント獲得したチームがセットを勝ち取る。そのため、ポイントの取り合いになれば1セットが長引くことも。
通常、試合は先に3セットを取ったチームの勝利となる。しかし例外があり、5セット目に突入した場合は先に15ポイントを獲得した方が勝利となる。