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【2018年春高バレー】攻撃力は全国屈指!市立尼崎の春高予想

2017 11/10 12:24Mimu
バレーボール
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2大会連続で優勝校に敗退した市立尼崎

兵庫の公立高校でありながら、バレーでは常にトップを走り続ける市立尼崎高校。2017年の春高バレーで、18年連続29回目の出場となった。インターハイの方も、2017年で9年連続18度目を数えている。

春高バレーでは準々決勝で駿台学園に、インターハイでは3回戦で鎮西高校に敗退。2大会連続で、その大会の優勝校に敗退してしまっている。全国でトップを取るような高校と自分たちとの差を、思いっきり痛感させられてしまった。
だがこの経験は、きっと次の大会で生きてくるだろう。2018年の春高バレーに出場すれば19年連続30度目。節目の30回目の挑戦で、頂点に立つことが出来るだろうか。

好選手がそろう3年生

市立尼崎には、良い選手たちがそろっている。3年生では、サウスポーアタッカーの井上大地に注目だ。184cmながら、最高到達点は332cmと、非常に高い身体能力を持つ選手だ。
スパイクやサーブの威力は十分。だが何よりも、ブロックやレシーブにも安定感があり、彼のところにボールが飛ぶだけで安心することができる。
この学年では井上と、188cmの長身アタッカーである馬場真一、そしてセッターの西畑一聖が3年生としてチームの中心選手となっている。彼らのコンビネーションも、この春高の注目ポイントだ。

カギを握るのは2年生か

しかし、今年の市立尼崎のポイントになってくるのは2年生だ。中学時に沖縄から入学してきた宮城テリーク、インターハイでチーム唯一の優秀選手に選ばれた西村駿佑、そして世界ユースにも選ばれている岩本大吾など、非常にパワフルなプレーを魅せてくれる選手たちがたくさんいるのだ。
クイックやバックアタックなど、攻撃パターンも多彩であり、その破壊力は全国屈指のレベルにあるといっても過言ではない。インターハイでぶつかった鎮西高校に全く引けを取っていないのだ。

ミスが勝敗を分けたインターハイ

ただこのインターハイでは、市立尼崎のミスが勝負の分かれ目になってしまったように思う。特に第1セットでは、サーブミスが非常に目立っていた。スパイクの破壊力では互角以上の戦いをしていたものの、サーブミスによる余計な失点が、そのまま敗退につながってしまったという印象である。

もともと市立尼崎は、拾って粘り勝つバレーができるチームだ。サーブレシーブからうまくリズムを作り、高さとパワーのあるスパイクで得点を重ねていく。予選大会では、この戦い方がしっかりとできていた。

だが、今回の鎮西高校戦のように、相手チームも高い攻撃力を持っているとなると、拾って粘ることも難しくなってしまう。そうすると、1つのミスが流れを左右してしまうのだ。春高までに、いかにこのミスを少なくできるかどうか、これが市立尼崎の課題となる。

基礎を徹底的に鍛えなおして春高に挑む

今回のインターハイでは、良い部分と悪い部分がそれぞれハッキリと出てしまった市立尼崎高校。相手の鎮西高校に自分たちのバレーをさせてもらえなかったということでもあるのだが、この敗戦を乗り越えねば、春高バレーを制覇することは出来ない。
昨年のベスト8という成績を越えるためにも、ここからさらにサーブやレシーブを中心とした基礎を鍛え直していくしかないのだ。1月の春高バレー本番までに、どれだけ選手たちが成長できるだろうか。楽しみに待っていよう。

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