「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

高校バレーボール日本一を決める『インターハイ』出場条件

2017 6/13 12:41吉田 和喜
バレーボール
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Trong Nguyen/Shutterstock.com

日本にある高校バレー部全ての頂点を決めるインターハイ。意外と知られていないトーナメントの出場条件や仕組み、優勝するには何回勝たなければいけないかなど、インターハイにまつわる情報をお伝えする。

全国のバレー部から頂点を決めるインターハイ

一般的にインターハイと呼ばれる大会の正式名称はバレーボールの場合「全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会」という。インターハイとは”インターハイスクール”の略語で、高校最強を決める3大大会の一つとされている。歴史は古く、1963年に初めて大会が開催された。
1964年には東京オリンピックも開催され、一気にバレーボール人口が増加。現在では関東だけでもバレーボール部のある高校は1,000前後もあり、全体で参加校は約6,400校と非常に規模の多い大会だ。また春高バレーが3月開催になる前はインターハイで負ければ3年生は即引退だったため、毎年涙を流すドラマがあった。

インターハイの試合方式は、開催場所は?

インターハイの試合形式は、まず各都道府県内にてブロック予選を行い、出場校を男女各56校に絞る。その後インターハイは予選トーナメントと決勝トーナメントにわけられ、予選トーナメントを勝ち抜いた43校で再度抽選を行い決勝トーナメントで日本一を決める。
代表校は各都道府県から1校選出される。北海道と埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県に関しては2校参加可能。そして開催地は毎年変わるが、開催地都道府県からももう1校参加が可能だ。
試合は準決勝までは3セット制だが、決勝戦のみ5セット制で行われる。

優勝するためには最低、何回勝利が必要?

日本全国の高校が集まって日本一を決めるため、優勝するためには最低でも5回の勝利が必要だ。この5回という数字は前年インターハイで優勝・準優勝等の好成績を収めている高校だけが資格を得られるシード校の場合だ。さらにインターハイの前には各都道府県の予選を勝ち抜く必要がある。
東京都の例を見ると、シード校であれば4回、ノンシード校であれば8回勝たなければ予選をトップで突破することができない。そしてその後、本大会の予選グループで3位以内に入る必要があり、そのためにさらに最低でも1試合が必要だ。インターハイでトップを目指すには、10戦以上を勝ち抜かなければいけないことがわかる。

2016年インターハイの勝者は実際に何勝が必要だったの?

そんな狭き門である、インターハイでの優勝を成し遂げた2016年のチームの例を簡単に紹介する。
まず男子の優勝校は、駿台学園だった。駿台学園はこの2016年のインターハイから国体、2017年1月に開かれた春高バレーまで全てを完全制覇する3冠の偉業を達成。インターハイ2017でも優勝候補筆頭だ。
駿台が2016年インターハイを制するまでに必要だった勝利数はずばり、11勝。まず東京都予選トーナメントで3勝、その後都の決勝リーグ戦で2勝(1敗)し都予選を2位通過した。その後インターハイのグループ戦を初戦勝利し通過、決勝トーナメントで優勝するまでに5勝が必要だった。都予選から数えると日本一になるまでに必要だったのは11勝だった。決して楽でない道のりであることがわかる。

2017年のインターハイはどこでいつから?

2016年は男子・女子ともに山口県で行われたインターハイだが、2017年はどこで実施されるのだろうか。
2017年インターハイは「繋がる絆 魅せよう僕らの若き力」をスローガンに男子は山形県で7/28~8/1、女子は宮城県で7/28~8/1の開催が決定している。会場もすでに決定しており、男子のメイン会場となるのが山形市の山形市総合スポーツセンター第一体育館、女子のメイン会場となるのが利府町のセキスイハイムスーパーアリーナだ。
全国約6,400校の頂点が決められるインターハイの開催までもう間もなくだ。

まとめ

全国約6,400校の頂点を決めるインターハイ2017の様子をお伝えした。予選やインターハイに向けて高校生プレーヤーたちはすでに準備を始めている。私たちも大きな声で応援することで選手たちをサポートしよう。

関連記事

おすすめの記事