「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

再び東亜学園の名前を全国に!注目の男子バレーインターハイ2017

2017 4/12 12:06吉田 和喜
バレーボール
このエントリーをはてなブックマークに追加

出典 Pavel L Photo and Video/Shutterstock.com

1983年にノーマークから初優勝を遂げ、「ミラクル東亜」として日本全国に東亜学園の名が知れ渡たった。2017年インターハイに向けて全国制覇を狙う、東亜学園新体制について紹介する。

奇跡を起こしてきた東亜学園の歴史

バレーボールで東亜学園と聞くと、1983年に第14回春高バレーでノーマークから優勝を果たした「ミラクル東亜」や「ミラクル東亜の再来」と呼ばれた2007年の第38回春高バレー優勝を思い浮かべる人も多いかもしれない。
関東有数の強豪校として、全国大会に毎年のように出場し、これまでに全国制覇も8回達成している。そんな強豪校なので、日本で有名な男子バレーボール選手の中にも東亜学園出身の選手が多くいる。

東亜学園出身の名プレーヤーたち

日本のバレー界をけん引してきた、そしてこれから全日本での活躍が期待されるような東亜学園出身の選手が多くいる。少し昔に目を向けると、全日本ではキャプテンも務め、2004年アテネオリンピックにも出場した細川延由選手は、東亜学園時代に高校3冠を果たしている。
また最近では、春高でノーシードから優勝した時の中心メンバーで、その時の最優秀選手にも選ばれている、当時3年生だった山本湧選手が、2014年にサントリーサンバーズに入団。日本では珍しい攻撃型セッターとしてこれからが期待されている。またほかにも栗山英之選手や高橋拓也選手が東亜学園出身で、最近実業団へ入団している。

日々の鍛錬から名プレーを生む東亜学園の練習法

東亜学園の魅力は、なんといっても徹底的な基礎力と言える。普段の練習では、オーバーパスやレシーブといった最も基礎的な部分を高い意識をもって練習することで、試合時の大事な場面でも正確にプレーが行えるよう、チーム全体でしっかり確認していく。
徹底した基本練習を繰り返すことで、勝つための技術を磨いているのだ。そして週末には日本各地の強豪校との練習試合を組むことで、選手として、そしてチームとしての経験値を上げていく。こうした練習の積み重ねがあるからこそ、東亜学園とよくセットで語られる”ミラクル”は起きるのかもしれない。

亡き小磯靖紀監督のために戦った2017春高バレー

2017年春高バレーは東亜学園にとって特別な大会だ。2014年11月に小磯靖紀前監督が急逝し、同監督に直接指導された最後の世代である3年生最後の大会が2017年春高だった。そのため、東亜学園の同大会に対する思いは強く、亡き小磯監督に優勝をプレゼントするためにもチーム一丸となってノーシードから決勝の舞台までコマを進める。
そして決勝の相手は手を知り尽くした同じ東京都代表の駿台高校。第一セットは緩急をつけた攻撃を展開し、25-20で先取。しかし第2セット以降、駿台選手たちの高いブロックに苦しみ、最後は準優勝という形で幕を閉じた。

新体制で目指す王者への道

準優勝という形で終わった春高の後、東亜学園の次の世代の準備は着々と進んでいる。佐藤俊博現監督の指導の下、先代が果たせなかった全国制覇への想いは強い。2017年春高の際にも先発メンバーのうち4人は3年生だった。そのためすでに全国の場で経験を持つチームには強い期待がかかる。新体制で行われた新人戦も着実に決勝まで進んだ。
しかし決勝の相手はまたも駿台高校。結果は1-2、と雪辱は果たせなかったが、これからの東亜学園の「打倒・駿台」、「全国一」に期待しよう。

まとめ

ミラクル東亜とも呼ばれる東亜学園男子バレー部。2017年春高で果たせなかった全国一の獲得のために、新体制の下、徹底的な特訓が始まっている。打倒・駿台、全国一を目指す東亜学園の選手たちの活躍に注目しよう。

関連記事

おすすめの記事