「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

【春高バレーまとめ】2017年男子春高バレーの注目ポイントを紹介!

2017 3/16 09:28Mimu
バレーボール
このエントリーをはてなブックマークに追加

出典 Sergey Kuznecov / Shutterstock.com

2017年1月4日~8日にかけて、春高バレーが開催され、今年も数々の熱戦が行われました。 今回はそんな春高バレーの試合の中から、男子の優勝校や注目選手、白熱した試合などを紹介していきたいと思います。

優勝は駿台学園!

2017年春高バレー、男子で優勝を果たしたのは駿台学園でした。ここまでインターハイ・国体をともに制覇しており、下馬評も高かったこのチーム。春高バレーも制覇して、見事に3冠を達成しましたね。
このチームの強みといえば、中高一貫校という点です。今年のメンバーたちは、中学1年生の時から6年間も苦楽を共にしており、チームワークの良さは群を抜いています。彼らが中学生だった2007~10年には中学の大会を総なめしており、さらに高等部に入ってからも、2年生ながら2015年のインターハイでは準優勝、そして2016年の春高バレーではベスト4という非常に素晴らしい成績を残していました。
そして3年生になった彼らの集大成が、どれほどのものになるのかという点は非常に楽しみだったのですが…、まさか3冠を達成するなんて、期待以上の活躍でしたね。

エース村山を中心とする総合力の高さが売り

駿台学園の注目選手といえば、やはりエースの村山豪選手です。192cmという高身長に加えて、最高到達点は335cm!さらにスピードやテクニックも備わっており、アタッカーとして必要なものはすべて持っているような選手です。彼がエースとしてドシッと構えているのが、駿台学園の強さの秘密でしょう。
もちろん、村山選手だけではありません。キャプテンの坂下純也選手や藤原奨太選手らも高い能力を持っており、マークが村山選手に集中したとしても、彼らから得点することができるのです。こういった得点パターンをいくつも持っており、その完成度も非常に高く仕上げられていたという点にも注目すべきでしょう。また、守備ではリベロの土岐太陽選手もいいプレーを見せていました。チームワークの良さを含めた総合力で優勝を果たしたのです。

惜しくも準優勝だった東亜学園

駿台学園に決勝で惜しくも敗れてしまったのが東亜学園です。駿台学園と同じく東京代表のチーム。決勝では地元同士の対戦となりました。スター選手はいませんが、キャプテンの中道紘嵩(ひろたか)選手を中心に、素晴らしいチームワークを見せていましたね。同じ地区の駿台学園とは何度も顔を合わせており、的確に弱点を攻めていき第1セットを奪取。第2セットも途中までリードしていたのですが、最後は調子を上げてきた村山選手や坂下選手にやられてしまい、残念ながら準優勝となりました。
2014年には、当時の監督だった小磯靖紀さんが急逝してしまい、選手たちは悲しみに暮れました。しかし、当時1年生だった部員は3年生となり、「監督に恩返し」を合い言葉に強豪校を次々に撃破。悲願の優勝まであと1歩というところまでたどり着いたのです。最後は最大のライバルに敗れてしまいましたが、きっと監督も選手たちに「よくやった!」と言ってくれていることでしょう。

1回戦からの好カードにも注目

この大会では1回戦から大注目の好カードがありました。上越総合技術高校(新潟)VS成城高校(愛知)です。特に注目だったのは両チームのエースでしょう。上越総合技術の新井雄大選手、そして成城の都築(つづき)仁選手は、どちらも高校生で「チームコア」に選ばれた2人だったからです。
チームコアというのは、日本バレーボール協会によって発足された、将来性のある選手たちを育成するプロジェクトのようなものです。2020年の東京オリンピック、およびその先のバレー界を担う人材を育成すべく、男女からそれぞれ13名ずつが選出されました。そして、男子チームで現役高校生から選ばれたのは、新井選手と都築選手の2人だけだったのです。そんな2人が初戦でぶつかり合うというのですから、これは注目せざるを得ませんよね。

一進一退の白熱した展開に

試合は一進一退でした。第1セットを奪ったのは成城高校の方でしたが、第2セットは新井選手のバックアタックがことごとく決まり、上越総合技術が奪い返します。そして1-1で迎えた第3セット。こちらをとった方が勝利という中、リードしたのは成城高校でした。
第2セットでは躍動した新井選手を封じ、一時期は16-11と5ポイント差をつけます。しかし、逆境に入った新井選手の集中力はすさまじいものでした。ここから復活してバックアタックを仕掛けると、あっという間に18-17の1ポイント差に追いつきます。さらに、ここから4ポイントを連取し21-18と逆転。そして最後はその勢いそのままに25-21で上越総合技術が第3セットを奪い、見事な逆転勝利を挙げたのです。

まとめ

2017年春高バレー男子では、下馬評の高かった駿台学園が優勝を果たしましたね。 しかし、東亜学園の魂のこもったプレーも素晴らしいものがありました。 来年も素晴らしい試合が見られることを期待していきましょう。

関連記事

おすすめの記事