日本でなじみ深いスポーツ
バレーボールは、古くから日本でなじみ深いスポーツです。1960年代当時は、女子バレーが圧倒的に強く、欧州遠征に行った女子バレーチームが破竹の22連勝をしたということで、世界でも注目されるようになりました。
その後、1964年の東京オリンピックにおいても、圧倒的な力を見せて見事金メダルを獲得しました。
そして、その実力により「東洋の魔女」という異名をつけられました。
一時はバレーボール人気の低迷により、かつての力は失われたと言われていましたが、近年ではまた息を吹き返し、男子・女子バレー共に人気のスポーツとなっています。
簡単なルールを覚えよう
まずは簡単なルールを覚えましょう。最低限のルールとしては、味方チーム内でボールを触ることができるのは3回までです。トスやアタックが4回になってしまうと反則となってしまいます。相手がボールを取れずに落としてしまうと1点を獲得することができます。
1点ごとにポジションがローテーションするため、基本的に全員がサーブを打つ必要があります。1試合は5セットマッチとなっており、先に25点を獲得したチームが1セット取得となります。
ポジションを覚えよう
次に、基本的なポジションについてご紹介させていただきます。色々なポジションがありますが、大まかには次の3つのポジションを理解しておくとよいでしょう。
- アタッカー
文字通り相手チームに対して攻撃します。強烈なスパイクを打つ花形ポジションです。
- セッター
アタッカーへ適切なトスを上げる役目を担います。アタッカーのジャンプ力に合わせて適切で息の合ったトスを上げる重要なポジションです。
- リベロ
相手チームのアタッカーが打ったボールをいなして、セッターにボールを上げます。防御の要となるポジションです。
試合の楽しみ方
最初のうちは、単純に試合を楽しむとよいでしょう。自分のチームと相手のチームの力が拮抗すればするほど、バレーボールの試合展開は白熱して面白くなります。
また、ただ単に自分のチームを応援して勝てばいいというものではありません。せっかく楽しむのであれば、相手チームのファインプレーがあった場合は、敵味方問わずに拍手でプレーを称えましょう。そうしていくうちに、自分のチームはもちろん、他のチームにもお気に入りの選手ができていくことでしょう。
ポジションに的を絞って観戦する
バレーのルールに慣れてきたら、特定のポジションに注目して観戦してみるのも非常に面白いです。特に、お気に入りの選手ができたら、そのポジションを勉強して観戦に臨むとさらにバレーを楽しむことができるでしょう。
たとえば、アタッカーなら、どのような場所を狙ってスパイクを打っているのか?セッターなら、アタッカーの選手ごとにどのようなトスを上げているのか?リベロなら、どんな体さばきでボールをレシーブしているのかなどに注目すると楽しいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
バレーボールは試合展開が早いので、観戦していて非常に楽しいスポーツです。
ぜひ皆さんもお気に入りのチームや選手を見つけてください。
以上「初めてでも安心!バレーボールの試合を誰よりも楽しむ方法」でした。