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バレーボールにおけるトス上達のコツ

2016 10/11 18:34
バレーボール トス
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Photo by muzsy / Shutterstock.com

バレーボール初心者の方へ。 良いトスを上げて、スパイカーに気持ちよくスパイクを打ってもらいたいと思いませんか? バレーボールにおけるトス上達のコツを解説します。

トスの基本姿勢

バレーボールのトスの理想は何でしょうか?それは、スパイカーが100%の力を発揮して打てるボールを上げることです。そのためには、コントロール、高さ、ボールの質も大切になってきます。 基本姿勢としては、おでこの前で両手で三角形を作り、肘は肩よりも高く上げます。あごを引いて、いつも上目遣いでボールを見ます。
上達のコツとして、まずはボールを三角形にした両手で持ってみましょう。そして、おでこの上にそれを持ってきて、親指と人差し指の力で上にあげる練習をするとよいでしょう。

ボールをコントロールするコツ

ボールをコントロールするコツは何でしょうか?初心者の方がボールをコントロールできない理由として、一番可能性が高いのは、指の力が足りないことです。右利きの人は左の指、左利きの人は右の指に力が入らないと、ボールをまっすぐに打ち出すことができません。それを防ぐには、指の力をつける必要があります。
まずは、ボールを使わないで指立てふせをしてください。初めは痛いですし、何回もできません。しかし、徐々に回数を増やせるようになるでしょう。それから、少し筋力がついてきたら、重いボールを使うのも有効です。メディシンボールがあれば、それを使って、基本姿勢から自分で上げてみましょう。いきなり他の人に投げてもらうようなことはしない方がいいでしょう。
そのようにして指に力がついてくると、コントロールが良くなります。そして、突き指も防げるようになります。

ポジショニング

セッターはどこにポジショニングすると良いのでしょうか?コート中央からライトに1メートルくらいのところが基本の位置です。ネットからは30cmくらい離れて立ってください。あまり近すぎるとタッチネットを気にしてプレーが縮こまってしまいます。
それから、どのようにボールの落下地点に入るとよいのでしょうか?まず、移動しやすいように右足を少し前に出しておきましょう。そして、ボールが来たら、手で追いかけるのではなく、体全体が落下地点に入るようにします。ボールの真下にかかとがくるようなイメージです。

体全体を使って

体全体を使ってトスを上げることは、トスの質を上げるために大切な点です。
まず、セッターとしてはセンターラインからエンドラインまで9メートルトスを飛ばせなければなりません。そのためには体全体を使うことが必要不可欠です。膝は曲げた状態からジャンプするくらい伸ばしましょう。肘も曲げた状態からピーンと伸ばします。
練習としては、二人一組でトスを遠くに飛ばす練習をしましょう。最初はあまり飛ばせないかもしれませんが、徐々に距離を伸ばしていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか? まずは、トスの基本姿勢を身につけるところから始めましょう。また、ボールをコントロールするために指の筋力を鍛えることも重要です。ポジショニングはかかとがボールの下に入るイメージで行ない、体全体を使ってボールを飛ばすよう心がけましょう。