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確認必須!トライアスロンのロードバイクの選び方

2016 12/16 11:07
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Photo by baranq / Shutterstock.com

トライアスロンの中で最も移動距離(走行距離)が長い種目、バイク。 今回は、そのバイクで使う「ロードバイク」の選び方をご紹介します。 トライアスロンに挑戦する方はもちろん、ロードバイクに興味のある方も、ぜひご覧ください。

ロードバイクは高いけど…?

ロードバイクは自転車の中でも特に高価なものです。安いものでも10万円以上のものが多く、トライアスロンなどの競技で使うものとなると、40万円、50万円以上や、100万円を超えるものまであったりします。つまりはピンキリなわけですが、高いものは、それだけしっかりとした機能があるのはもちろんです。
乗りやすさ、車体重量、耐久性、デザイン性。さまざまな要素から、この価格が成り立っているのです。決して高いものを買うべきとは言いませんが、高いものには高いなりの価値があることを理解しておきましょう。

初トライアスロンなら安いものでOK

トライアスロンのために初めてロードバイクを買うのであれば、40~50万円もするようなロードバイクを買う必要はないでしょう。いくら高い車体であったとしても、ロードバイクは脆い乗り物だということを忘れてはなりません。きちんと整備されていない道での走行、転倒などは車体にかなりのダメージを与えます。乗り慣れない人が乗ると、もちろんその危険性も高まります。
トライアスロンにのめり込む人は、どんどんと高い車両へ乗り換えていく場合もありますが、逆にすっぱりとトライアスロンをやめてしまうこともあります。ですので、まずは10~20万円くらいのもので十分だと思います。

カーボン製のロードバイクを選びましょう

ロードバイクの値段を決める要素がさまざまであることは、冒頭でお話ししたとおりです。その要素の中でも特に重要なものが「車体重量」です。単純に考えて、車体が軽ければ軽いほど、速く漕ぐことができます。しかし、車体が軽ければ軽いほど値段も高くなります。そのため、購入資金に限りがある場合は、どこかで妥協が必要になります。
そこで考えておきたいのが「カーボン製のロードバイクを買う」ということです。ロードバイクはアルミ製のものもありますが、一般的にはカーボン製の方がはるかに軽いです。ですので、軽さ重視の場合であれば、カーボン製かどうかを基準にするとよいでしょう。

必須!試乗して乗り心地を確認!

ロードバイクを買う際は、必ず「試乗して乗り心地を確認」するようにしましょう。ロードバイクは、サドルから脚までの高さはもちろんのこと、腕の位置、腕から肩、そして上半身から腰へと、すべてが連動する必要があり、それは車体によって差があります。
この差は、その車体が何の素材でできているか、どういったコンセプトで設計されているかといった点から生じます。決して安くない買い物ですから、きちんと試乗して、身体と上手く連動して動くかを確認しましょう。

お気に入りのお店を見つけましょう

これはロードバイクに限らず、自転車全般に言えることですが、「お気に入りのお店を見つけること」が大事です。ロードバイクは、メンテナンスが必要な乗り物です。詳しい人であれば、自分でメンテナンスをしたり、不備があれば修理したりできます。しかし、詳しくない人であれば、それはかなり難しいことです。乗り物をきちんと整備していないと、事故の原因にもなり得ます。そのためにも、メンテナンスをしてもらえる、お気に入りのお店を見つけておくことが大切なのです。
購入したお店が自動的にそうなる場合がほとんどですが、近所でも何軒かのお店を知っておきたいところですね。わからないことや不安なことがあれば、気軽に店員さんに相談しましょう。

まとめ

ロードバイクを選ぶ時は、ある程度の予算が必要ですが、ピンキリであることをお忘れなく。 具体的には「カーボン製」「試乗して乗り心地の良いもの」を選ぶとよいでしょう。 ただ、よくわからないことがある場合や、迷った場合には、店員さんとよく相談してみることをおすすめします。