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あなたが日本人初の完走者になるかも!?究極の海外トライアスロン大会

2016 12/16 11:07
トライアスロン,Shutterstock.com
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Photo by Pavel1964/Shutterstock.com

完走することさえも困難!そんな究極のトライアスロン大会が、海外では開かれています。 見るだけではなく、実際に参加して、日本人初の完走者の称号を手に入れてみませんか?

トライアスロンの最高峰!!「ハワイ島アイアンマンレース」

開催地:ハワイ島
種目:スイム3.8km バイク180km ラン42.195km
参加条件:世界各地のアイアンマン・トライアスロン大会で資格を得た者のみ参加可能

トライアスロンのことをほとんど知らない人でも聞いたことのあるトライアスロンの最高峰、ハワイ島アイアンマンレース。優勝者のタイムは例年8時間以上と、まさに鉄人のような体力・気力の持ち主のみが参加できる大会です。日本からは、これまで60人以上が参加、トップタイムは桑原寛次選手が出した9時間7分41秒です。

アルプス山脈を越えていく「SWISSMAN」

開催地:スイス
種目:スイム3.8km バイク180km ラン42km
参加資格:応募者から抽選で250名

スイスにまたがる3つの山脈を越えて永久凍土へと脚を進めるエクストリームトライアスロン。なんと総獲得標高は5500m以上という、大地の力を五感で堪能する一生忘れらないコース設定です。参加は抽選で、これまでの成績は問われないので、あなたにもチャンスがあるかもしれません。注意点は、イタリア語、フランス語、英語のどれかをしゃべるサポーターが同行することぐらいです。

自然が猛威を振るう「CELTMAN」

開催地:スコットランド
種目:スイム3.8km バイク202km ラン42km
参加資格:抽選

クラゲだらけで極寒の大西洋を泳ぎ切ったら、視界の限られた高台を202kmにわたってバイクで進み、最後には急こう配の42kmのランが残ります。山の変化する天気、強風、豪雨、高度、足場の悪い山道と、過酷な環境の中でレースを無事に終えた完走者には、栄光をたたえるブルーシャツが与えられます。自然の猛威の中であなたはゴールすることができるでしょうか。

地球上で最も過酷なレース!?「Isklar Norseman」

開催地:ノルウェー
種目:スイム3.8km バイク180km ラン42km

スタートは沖合へと出たフェリーから飛び込んで行われます。イルカやシャチの泳ぐ海を泳ぎ切ったら、バイクで一気に標高1850mまで220kmの距離を進みます。最後のランで山頂を目指しますが、ノルウェーでは夏の開催でも、コースが吹雪になることがよくあります。総獲得距離は5000mと人間の限界を目指すレースです。優勝賞金は4000ユーロ。あなたも目指してみますか。

本気で参加するならチームで挑むエクストリームトライアスロン

この記事の内容を見ても参加したいと思ったあなた、実はご紹介したエクストリームトライアスロンの大会は、特別な実績が参加条件になっているわけではなく、抽選式です(ハワイ島アイアンマンレースを除く)。そのため、やる気と運さえあれば、誰でも参加することは可能です。
ただし、必ず必要となるのがサポータ―の存在。食事の準備や水分補給、道案内、現地での通訳など、エクストリームトライアスロンは、サポーターの助けがなければ戦えません。競技の過酷さ、メンバー全員の旅費、時間など条件は厳しいですが、もし仲間を集めて本当に参加できたら、一生忘れられない思い出になることは間違いないでしょう。

まとめ

完走するのも難しい、日本人でもほとんど完走者がいないようなエクストリームなトライアスロンをご紹介しました。 トライアスロンを楽しむアスリートであれば、人生で一度はこんな極限のレースを体験してみたいものですね。