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日本女子テニス界で一時代を築いた杉山愛の功績

2016 9/23 20:08
杉山愛
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Photo by Paul Cowan/Shutterstock.com

現役時代に日本テニス界で一時代を築いた杉山愛。世界ランキング1位になったダブルスやグランドスラム連続出場記録を持つシングルスも含めて、現役時代の軌跡を紹介する。

杉山愛のギネス記録とは?

日本女子テニス界を引っ張ってきた杉山愛が持つギネス記録があることをご存知だろうか?1994年のウィンブルドンから57回連続グランドスラム出場記録を達成し、その後62回まで記録を伸ばしたのだ。

年4回グランドスラムが行われるので13年もの間、欠場することなく出場したことになる。プロテニスのツアーは世界を転戦するハードなスケジュール。そのためケガに見舞われてやむなく休むこともあるはずだが、杉山愛は小さいケガはいくつもあったものの、大会を棄権するほどの大きなケガはなかった。

フィジカルの強さと、それを維持、向上させてたおかげでこの記録が生まれたと言える。

杉山愛の武器とは?

杉山愛がダブルス、シングルスともに活躍できた要因としては、彼女の持つ武器が大いに関係している。どんなボールにも食らいつく俊敏なフットワークと、相手選手をうならせる両手バックハンドこそが杉山を日本テニス界のトッププレーヤーに押し上げた用意だ。

特にアプローチから前に出てボレーを決めるプレーは絶妙。時にはリターンダッシュも見せ、相手を翻弄するなど、そのバリエーションも豊かだ。ドロップショットなどの華麗な技術のほか、ここぞの場面でポーチに出て決める一瞬の判断力がずば抜けていたことから、シングルスのみならず、ダブルスでも活躍できたと言えるだろう。

杉山愛の良きダブルスパートナー

杉山愛のダブルスパートナーを務めた相手は、キムクリスターズ、ジュリー・アラール、ダニエラ・ハンチュコバらの名前が挙がるだろう。アラールとのダブルスでは、全米オープンでグランドスラム初優勝を飾った。

その後、当時シングルスでもランキング上位であったクライシュテルスとのダブルスでも素晴らしい成績を収め、2003年の全仏オープン優勝、翌2004年にはウィンブルドンでも優勝している。

ダブルスはパートナーとの相性も重要だ。シングルスで強くてもダブルスでは勝てないこともよくある。二人の呼吸が合ったとき、最高のプレーが生まれ、お互いがお互いを活かしていく。そんなシンクロができていくのだ。杉山愛は最高のパートナーに恵まれた一人なのかもしれない。

グランドスラムでの数々の活躍。特にダブルスでは日本人女子テニス選手として初めて世界ランキング1位になった功績は素晴らしいものがある。現在は選手育成などにも力を入れており、今後ますますの活躍が期待される。

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