テニスのジャパンオープンとは
ジャパンオープンは日本屈指の国際大会で、日本テニス協会が主催の歴史ある大会。毎年10月初旬に有明コロシアムおよび、有明テニスの公園で行われる。2009年からは楽天がタイトルスポンサーとなったため、「楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス(通称・楽天ジャパンオープン)」と呼ばれている。
2006年にはグランドスラム優勝9回の記録を保持し世界ランキング1位のロジャーフェデラーが初来日したため、来場者数の記録が更新。更に2014年、錦織圭(ATPランキング同6位)の活躍で大会史上最多の観戦者記録となった。ちなみに、錦織は2012年と2014年に優勝している。
ジャパンオープン2016の注目選手
2016年の予選は10月1日(土)~2日(日)で、本戦が10月3日(月)~9日(日)のスケジュールで行われる。
今年も既に出場予定の錦織は3度目の優勝を狙う。他、昨年の優勝者スタン・バブリンカ(ATPランキング5位)、4年連続出場のアレクサンドル・ドルゴポロフ(同33位)、次世代スター候補とも言われているボルナ・チョリッチ(同50位)にも注目。
観戦の注意点
錦織の活躍により人気度が高くなったテニス。喜ばしい反面チケット入手が困難になり、料金も高騰。また、観戦マナーを知らない人も多く、マイナス部分も目立ち始めてきた。マナーが悪いと周りの人へはもちろん、集中力が必要なプレーヤーへの迷惑行為にもなり、プレー自体にも影響することがある。
観戦中は携帯電話もマナーモードもしくは電源を切り、会話はタブー。ビデオカメラでの撮影も禁止。カメラ撮影はフラッシュ禁止で、シャッター音にも最新の注意が必要。移動する時はコートチェンジやセット間の休憩時を狙ってすること。しかし、良いプレーをした際の拍手や歓声は問題ないようだ。
チケットの入手方法
楽天チケットで先行発売されていたが、一般販売は8月1日から始まっている。楽天の他にプレイガイドでも申込可能だが、楽天では写真入りの「特別チケット」も入手できるようだ。
席や日にちによって価格が大きく異なり、先着順。大人一人2,000円からで、一番高いと31,000円のチケットもあるため、購入の際には注意した方がよい。