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賞金増額、日程短縮…男子テニスのデビスカップが変わる

2019 1/6 11:00橘ナオヤ
デビスカップフォンで自撮りする出場選手たち,Ⓒゲッティイメージズ
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新フォーマットを巡る期待と懸念

新フォーマットになったことで、日程の短縮が実現した。これによりトッププレーヤーたちの参加が見込めることは大会にとっても、そしてその国のファンにとっても喜ばしいことだ。

予選大会、決勝大会とすることで、ワールドグループへの参加国数も増加した。決勝大会に進めば最低2戦できるため、選手たちは国際経験を積むこともできる。またFCバルセロナのジェラール・ピケが代表を務めるコスモスグループがスポンサーとなり、25年で総額30億ドルの契約を結んだ。これにより賞金も増額され、グランドスラムと同等の金額となった。

一方で、決勝大会が中立地開催されることについて批判もある。

ホーム・アウェー方式で行うことで、一方の国はホームで戦い、自国民の目の前でプレーしてきた。それこそが国別対抗戦の醍醐味だという主張だ。

伝統ある大会が大金で変えられてしまったという批判もある。巨額の資金によりチームや大会、リーグが変化するということは、近年のスポーツ界でしばしばみられる構図だ。それがテニス界にどんな影響を及ぼすのか、注目だ。

2019年大会、日本は予選シードで出場

新フォーマットになって初の2019年大会では、予選大会は2月1日と2日に行われる。リニューアル後初開催のため、シード権は2018年のプレーオフで勝利した8カ国と準々決勝敗退の4カ国に与えられる。

決勝大会は11月18日から24日の1週間、スペインのラ・カハ・マヒカで開催される。トーナメントには2018年ベスト4のクロアチア、フランス、スペイン、アメリカ、そしてワイルドカードを獲得したアルゼンチンとイギリスの2国、計6か国が既に出場権を獲得している。

日本は予選大会からの参加だ。シードを獲得しており、予選大会では中国と対戦することが決まっている。両国は2009年に大阪で対戦しているため、今回の対戦は中国がホームサイド。広州市が開催地の予定だ。日本は中国と過去9戦しており、8勝1敗。中国を下し、11月にスペインの地でプレーできるだろうか。

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