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グランドスラム4大大会を知ろう(後編)

2017 6/28 09:44
wimbledon
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伝説的ミュージシャンの名を持つセカンドコート

セカンドコートは1万人以上のキャパシティを誇る「ルイ・アームストロング・スタジアム」。スタジアム名の由来となったのはルイ・アームストロングさんですが、実は彼はテニス選手ではなく、世界的ジャズミュージシャン。ジャズミュージシャンがなぜスタジアム名に?と疑問に思われるかと思います。その理由はフラッシング・メドウズ・パークの歴史にあります。
この公園、過去に2回万国博覧会(ニューヨーク万博)の会場になっており、このスタジアムは多目的会場として建設されました。ミュージシャンのライブコンサート会場にも使用されていたスタジアム、アームストロングさんもコンサートを行っています。アームストロングさんは1971年に亡くなりましたが、彼の功績を称え、翌1972年にスタジアムにその名が付けられました。
その後も多目的会場として使われていたのですが、1978年にテニススタジアムに改修されます。それでもスタジアムの名称はそのまま残りました。こうした経緯で、ミュージシャンの名を冠するテニススタジアムが生まれたのです。

対照的な後半の2大会

2回にわたって4大大会の特徴と会場についてご紹介してきました。 最高峰の大会であるだけでなく、それぞれ非常に個性的な大会であることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
特に今回ご紹介したウィンブルドンとUSオープンは対照的です。ウィンブルドンは格式と伝統を重んじる聖地として、一方USオープンは歴史をリスペクトしつつエンターテイメント性を持つビッグ・イベントとして存在しています。
それぞれの大会にある歴史や楽しみ方、繰り広げられるテニスの特徴などを知って、よりテニスを楽しむきっかけとなれば幸いです。

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