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テニスファン必見!歴代のライバル選手関係

2017 4/12 00:24おしょう
テニス
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出典 lev radin/Shutterstock.com

「ライバル」同士のどちらも一歩も譲らない戦いは、テニスのみならず、どのスポーツでも大いに盛り上がる。 今回はテニスに焦点をあて、ライバル関係にある歴代のテニス選手たちを紹介する。

ロジャー・フェデラー選手VSラファエル・ナダル選手

2000年代、ひいてはテニス歴代でも屈指のライバル関係とされるのがフェデラー選手とナダル選手。 2000年代初頭、圧倒的な強さを誇っていたフェデラー選手だったが、彗星の如く現れたのがナダル選手。フェデラー選手は彼の前に度々辛酸を味わうこととなる。
通算対戦成績はナダル選手の23勝11敗と大きくナダル選手が勝ち越している。 特に、クレーコートではナダル選手のプレーは圧巻で、13勝2敗の通算対戦成績だった。 互いに高め合う良きライバル同士で、完璧なライバル関係とも言われるほどの関係性だった。

セリーナ・ウィリアムズ選手VSヴィーナス・ウィリアムズ選手

1990年代後半から女子テニスを牽引してきたのがセリーナ選手とヴィーナス選手だ。 妹セリーナ選手と、姉ヴィーナス選手の姉妹は、仲良し姉妹であると同時にライバルの関係でもあった。
2人とも男子顔負けのサービスや、ストロークのパワフルさは、従来の女子テニスの概念を覆すほどの迫力。その実力は、2002年から2003年にかけて5大会連続で決勝で二人が顔を合わせたほどだ。 ダブルスではペアを組みオリンピックで金メダルを獲得した、良きチームメイトでもある。

マルチナ・ナブラチロワ選手vs.クリス・エバート選手

この2人は、試合数歴代最多となる80試合を戦い、マルチナ・ナブラチロワ選手が43勝、クリス・エバート選手が37勝とほぼ互角の試合を繰り広げた。
4大大会決勝では、ナブラチロワ選手が14試合中10勝を挙げているが、これはナブラチロワ選手が芝コートを得意としていたためといわれている。一方でエバート選手はクレーコートを得意としていた。実際に、クレーコートである全仏オープンでは女子テニス歴代最多となる7勝を記録している。

ジョン・マッケンロー選手vs.ビヨン・ボルグ選手

1980年前後にしのぎを削りあった2名だ。 3年間のうちに14度戦い、互いに7勝ずつあげるように拮抗した力関係だった。しかし、4大大会では4試合中3勝をマッケンロー選手が挙げている。
この2名は性格が対照的なことでも知られていた。マッケンロー選手は情熱的で、時に雄たけびをあげるほど感情的なテニスを。かたやボルグ選手は冷静沈着なクレバーなプレーが持ち味だった。 正反対な2名であるからこそ、話題となり、良いライバル関係が築けたのではないだろうか。

錦織圭選手VSミロシュ・ラオニッチ選手

通算対戦成績では錦織選手が勝ち越しているが、この2人は2017年のテニス界を牽引するのではと期待されている。 ラオニッチ選手、錦織選手とも世界ランキングのトップ10上位につけている。
ラオニッチ選手は、マッケンローコーチなど元世界ランク1位のコーチ陣を招聘して力をつけてきており、2016年にはウインブルドン準優勝も経験している。錦織選手はアジア系の選手として唯一グランドスラム優勝経験を持つマイケル・チャン氏に師事。2016年は安定して成績を残し、世界ランク上位をキープしてきた。 2人は年齢も近いだけでなく、各大会のトーナメント上位を争う機会も今後増えそうなので、ライバルとしてさらなる名勝負を見ることが出来そうだ。

まとめ

以上、テニスの歴代のライバル関係を紹介した。ライバル同士の試合は、見る者を熱くさせる。歴代の名勝負も記憶に残るものだが、2017年はどんな名勝負を見られるのか。今後もテニスから目が離せない。