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一球に込める青春!関東の卓球強豪校の紹介

2017 1/25 10:28
卓球 試合 日本
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Photo by Ramilon/Shutterstock.com

関東の高校の卓球部は、インターハイの常連から今まさに成長中のところまで、数多くあります。 今回はその中でも、強豪校といわれる高校の卓球部をいくつかご紹介します。

インターハイ常連の強豪校、実践学園高等学校卓球部

実践学園中学・高等学校は、東京都中野区にある中高一貫教育の男女共学校です。
勉強と部活動の両立を目指しています。高校女子バスケットボール部や中学・高校男子卓球部は、インターハイなどの全国大会常連校であり、特に男子卓球部はインターハイ出場38回を誇る、伝統のある強豪校です。
技術以上に心を磨くことを大切にし、中高一貫校のメリットを十分に生かした指導でインターハイ出場回数を伸ばしています。世界ランク最高94位、木方慎之介選手の出身校です。

人間育成にも力を入れる埼玉栄高等学校卓球部

埼玉栄高等学校は、埼玉県さいたま市にある私立中高一貫校です。
目指すのは「文武技芸」の四道。部活の多くは全国大会に出場しており、スポーツに力を入れている学校として知られています。
男女卓球部は「今日学べ」の校訓の通り、自分が持てる力を十分に発揮して練習に集中し、常に高い目標を持って妥協を許すことのない精神力を養い、社会に出ても強く生きていけるような人間を育成するという方針のもと、日々練習に取り組んでいます。

半世紀にわたる連覇を誇る湘南工科大学附属高等学校卓球部

神奈川県藤沢市にある湘南工科大学の附属高校です。神奈川の中でも運動部の活動が非常に活発な高校のひとつで、卒業生にはオリンピックに出場した選手が何人もいます。
卓球部は2008年に県総体で優勝、2015年には全国総体出場回数が50年連続50回目を記録しました。
卓球選手としての成長はもちろん、人間的にも成長すること、周りの人から愛されるような人間になることを目指し、日々卓球に取り組んでいます。1978年全日本混合ダブルスのチャンピオン、坂本憲一選手の出身校です。

千葉の卓球強豪校、木更津総合高等学校卓球部

全校生徒数が約1800人の千葉県で一番の大規模校ですが、4つの校舎を学年ごとに割り振り、個別に職員室などを設置して細かなサポートを受けられるようになっています。高校野球全国大会の出場経験が過去にあり、ソフトボールや卓球の強豪校としても有名です。
卓球部は卓球を通しての人格形成を目標とし、勝利をつかむために毎日夜遅くまで練習に励んでいます。平日は学校での練習、週末は練習試合や大会などに出場して力をつけています。

歴史ある大規模校の強豪、作新学院高等学校卓球部

作新学院高等学校は、日本最大の規模を持ち、日本で一番卒業生の多い大規模校です。ピーク時の在校生は約1万人。敷地内に中等部と高等部のほかに幼稚園と小学部があります。硬式野球部は甲子園の常連であり、全国タイトルの獲得は計4回を誇ります。
男子卓球部も全国選抜大会に17回、インターハイに16回出場している強豪です。武道館1階の冷暖房完備で快適な環境の中、部員1人1人が高い目標を持ち、自主的に練習に励んでいます。

まとめ

関東には伝統のある強豪校が多く、どこの高校も日々努力し続けています。 また、卓球に限らず、人間として成長することを目標のひとつに挙げている学校が多いようです。 この先も人間性を兼ね備えた素晴らしい日本の卓球選手が、世界で活躍する姿が見られそうですね。