卓球のラケットは大きく分けて2種類ある
ラケットは、その形状から、「ペン」と「シェイクハンド」の2種類に分けることができます。
水谷隼選手や、“あいちゃん”こと福原愛選手が使用しているのは「シェイクハンド」です。リオオリンピックに出場した多くの選手が使用しているように、卓球のラケットで最もメジャーなのが「シェイクハンド」です。
ちなみに、ペンを握るようにラケットを持つことから「ペン」、握手をするように握ることから「シェイクハンド」と名付けられたそうです。
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リオデジャネイロオリンピックでも大いに話題になった卓球。男子シングルスでは、水谷隼選手が日本人として初めてとなるメダルを獲得しました。 そんな卓球に欠かせない道具がラケットです。選手たちはそれぞれ自分に合ったラケットを使用していますが、一体、どのように選べばいいのでしょうか?
ラケットは、その形状から、「ペン」と「シェイクハンド」の2種類に分けることができます。
水谷隼選手や、“あいちゃん”こと福原愛選手が使用しているのは「シェイクハンド」です。リオオリンピックに出場した多くの選手が使用しているように、卓球のラケットで最もメジャーなのが「シェイクハンド」です。
ちなみに、ペンを握るようにラケットを持つことから「ペン」、握手をするように握ることから「シェイクハンド」と名付けられたそうです。
卓球選手の多くにシェイクハンドが多く用いられるのは、「扱いやすい」という理由があります。 ラケットの表側だけでなく、裏側を使ってボールを打ち返しているのを見たことはないでしょうか?この裏側を使った打ち方を「バックハンド」といい、一方、表側を使った打ち方を「フォアハンド」といいます。 「バックハンド」は卓球においてしばしば出てくるプレーで、この「バックハンド」をするためにも、「シェイクハンド」を選んだ方がいいといえるでしょう。
シェイクハンドは、さらにグリップの部分で4種類に分けることができます。
【ストレートグリップ】
直線のグリップが特徴で、中級者以上におすすめ。
【フレアグリップ】
裾拡がりの形状が特徴で、握ったときのフィット感はフレアならでは。初心者から上級者まで使えます。
【アナトミックグリップ】
ストレートとフレアをミックスさせたような独特の形状が特徴的。中央部分がふくらんでいるので、フィット感を重視する人にはおすすめです。
【コミックグリップ】
円錐状の形が特徴的なグリップです。
一方、「ペン」はラケットの表側(フォアハンド)でしか打つことができません。 しかし、「ペン」を使用するメリットもあります。それは、「シェイクハンド」に比べて、手首の可動幅を広くとることができる点です。そのため、強烈な回転をかけられるという利点が存在します。また、国内製の「ペン」の場合、「シェイクハンド」よりも軽量に作られていることが多いため、早いスイングが期待できるというのも、大きなメリットになるのではないでしょうか。
「いろいろありすぎて、何を選べばいいか分からない……」という方は、まずはシェイクハンドのフレアグリップから使用することをおすすめします。
実際、フレアからスタートさせる方が多いのも事実で、初心者だけでなく上級者まで幅広く利用できるだけでなく、違和感なくラケットを持つことができるでしょう。
最終的には、いろいろ使ってみて自分に一番合ったラケットを使うのがベストです。ですので、まずはさまざまなラケットに触れてみるところからスタートしてみてはいかがでしょうか?
ラケットとはいえ、いろいろありすぎて何を買えばいいか分からないですよね。 スポーツショップで購入する場合は、さまざまなタイプのラケットを握ってみて、それでも分からなければ、近くにいる店員さんに聞いてみてもいいかもしれませんね。