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男子シンクロナイズドスイミングの魅力をご紹介

2017 2/9 18:26
シンクロ 男
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出典: http://www.afpbb.com

映画「ウォーターボーイズ」で話題となった男子のシンクロナイズドスイミング。日本での男子シンクロ選手といえば安部篤史選手が有名だ。そこで安部選手の生い立ちや功績を中心に、男子シンクロの魅力やどのように普及していったかを紹介する。

“シンクロナイズドスイミング”の歴史とは

シンクロナイズドスイミングの発祥の地はヨーロッパで、イギリスとドイツの群泳がシンクロ競技の基礎となっている。概ね、シンクロナイズドスイミングといえば、「女性がメインのスポーツ競技」というイメージがある。
しかし、実は記録に残っている、最も古いとされる1892年のイギリスで開催された大会では「スタントスイミング」という名称で呼ばれた男子が行うスポーツだった。意外かもしれないがシンクロナイズドスイミングのはじまりは女子の競技ではなく、男子のスポーツだったのだ。

男子シンクロナイズドスイミングの日本人選手

シンクロナイズドスイミングが男子のスポーツとして誕生してからは、徐々に女子のスポーツとして広がり現在に至っている。世界水泳選手権やオリンピックなどでも、シンクロは女子のスポーツとして開催されている。
しかし近年では男子のシンクロにもスポットがあたり、「メンズカップ」とよばれる大会が開催されている。第1回大会の2009年と2011年に連続して優勝している選手が日本にいる。それが日本を代表する男子シンクロ選手の安部篤史さんだ。

男子シンクロナイズドスイミングの“安部篤史”の生い立ち

1982年8月30日に東京都で生まれた安部篤史(あべ あつし)さん。3歳の頃からスイミングクラブに通い水泳をはじめる。小学校と中学校でも水泳を続けるも、高校3年生のときに水泳を引退。しかし帝京大学に進学した後も水泳を忘れらず、水中パフォーマンス集団「トゥリトネス」に入団しパフォーマーとして演技を磨いていく。その後も数々の水中ショーや公演を重ね、男子シンクロの道を切り開いていく。
そして2009年と2011年に開催された、男子のシンクロナイズドスイミングの「メンズカップ」で2大会連続で優勝した。

男子シンクロ選手の安部篤史さんと「ウォーターボーイズ」

日本の男子シンクロナイズドスイミングのパイオニアとして知られる安部篤史さん。高校3年生で水泳を引退した後、大学に進んでから映画「ウォーターボーイズ」と出会い、シンクロナイズドスイミングの魅力にハマった。そして水泳の基礎はもともとあったため「トゥリトネス」に入団後、男子のシンクロナイズドスイミングの先駆者として歩んでいく。
その後にドラマとして放映された「WATER BOYS(ウォーターボーイズ)」で“安藤”役として出演。2004年に放映された「WATER BOYS2」では演技の指導をおこなうなど、男子シンクロの普及に貢献していく。

「世界水泳選手権」に出場した男子シンクロ選手の安部篤史さん

日本の男子シンクロナイズドスイミング界を切り開いてきた安部篤史さん。努力とその思いが通じたのか、2015年には「世界水泳選手権」にて新種目の混合デュエットが開催されることとなった。男女がペアとなって演技をおこなう競技で、足立夢実選手とペアを組み、男子としては初となる日本代表選手に選出。メダルこそ届かなかったものの5位に入るなどの健闘を見せ、女子だけでは表現できなかった演技や大技を繰り出し人々を感動の渦に巻き込んだ。

まとめ

日本男子のシンクロナイズドスイミング界のパイオニア、安部篤史さんの活躍を中心に男子シンクロを紹介した。2015年には世界大会も開催され、ますます盛り上がりを見せている男子のシンクロ。女子だけでは表現できなかった男子のダイナミックな演技と大技の組み合わせが、今後も楽しみな競技となっている。

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