「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

シンクロナイズドスイミングの歴史をご紹介!

2017 2/9 18:26
シンクロナイズドスイミング
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Microgen/ Shutterstock, Inc.

リオデジャネイロオリンピックで3大会ぶりにメダルを獲得した“マーメイドジャパン”。感動的な演技を見てシンクロに注目している人も多いのではないだろうか。そこでシンクロナイズドスイミングの誕生や歴史、日本での普及などを紹介していく。

もっとも古いシンクロナイズドスイミングの記録とは

まるで水中を人魚のように自由に泳ぐことから、選手たちは“マーメイド”とも呼ばれているシンクロナイズドスイミング。その歴史は古く1892年までさかのぼる。
シンクロナイズドスイミングの大会として記録に残っているイベントとしてはもっとも古く、ヨーロッパのイギリスで開催された。といっても当時はシンクロではなく「スタントスイミング」と呼ばれていた。そして何よりも驚くことに、女子のスポーツではなく男子の競技だった。

“シンクロナイズドスイミング”と呼ばれるようになった経緯とは

記録も残っていることから、シンクロナイズドスイミングの発祥地はヨーロッパとされている。また1900年代の初頭からイギリスには「スタントスイミング」、ドイツには「アーティスティックスイミング」と呼ばれる群泳法がありシンクロの基礎になったと考えられている。
そして海をこえてカナダ、そしてアメリカへと渡って「ウォーターバレー」と変化し、1934年に開催されたシカゴ万国博覧会で今と同じ“シンクロナイズドスイミング”と呼ばれるようになった。

競技としての“シンクロナイズドスイミング”の始まり

シンクロナイズドスイミングが本格的なスポーツ競技となったのは、1946年に全米選手権が開催されたのが最初だ。音楽と泳者との同調性を主体にしたまさに“シンクロ”は、デュエットとチームの2つの競技がおこなわれた。
そして4年後の1950年には“ソロ”の競技も加わった。1954年に在日米軍のために来日していたアメリカのシンクロチームが東京の神宮で公開競技を開催したことがきっかけで、日本でもシンクロナイズドスイミングがはじまる。

日本の“シンクロナイズドスイミング”のはじまり

ヨーロッパからはじまりアメリカへと渡った“シンクロナイズドスイミング”。1954年の公開競技を経て、やがて日本にもシンクロがやってくる。基礎となる古式泳法と音楽を融合させた“群泳”は日本でも古くからおこなわれていたため、シンクロナイズドスイミングは日本でまたたく間に広がった。
そして1956年にはアメリカのチームと交歓競技会が開催。翌年の1957年にはシンクロ委員会が正式に発足、日本選手権大会をスタートさせた。

オリンピック正式種目となった“シンクロナイズドスイミング”

日本でも広がりをみせたシンクロ。国際水泳連盟が“シンクロナイズドスイミング”を公式種目として承認し、1973年には「第1回世界選手権」がユーゴスラビアで開催。チーム・デュエット・ソロの3種目の競技がおこなわれた。
そして1984年のロサンゼルスオリンピックで、ソロとデュエットが正式種目に採用。1996年のアトランタオリンピックでは競技がチーム戦だけに縮小されたが、2000年のシドニーオリンピックでデュエットが復活した。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、チームとデュエットが正式種目となった。

まとめ

シンクロナイズドスイミングの誕生や歴史を紹介した。2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックでは、“マーメイドジャパン”チームが見事銅メダルを獲得。日本のお家芸だったシンクロが復活となり、2020年の東京オリンピックでも日本のシンクロ選手の活躍が期待されている。

関連記事

おすすめの記事