現在の国技館は二代目?
実は今ある両国国技館は二代目であることはご存知でしょうか。
先代の国技館は1917年に設立されたのですが、空襲や火災など何回もの焼失に襲われてしまいます。太平洋戦争の際には両国国技館は、当時の大日本帝国陸軍に接収されてしまい、風船爆弾の工場として使用されていたようです。
二代目である現在の両国国技館は1984年に建設され、1985年の一月場所より使用されています。ちなみに初代の両国国技館は敗戦後メモリアルホールとして改装されましたが老朽化のため1983年に解体されました。
相撲以外にも使われる国技館
国技館は大相撲の興行以外にも、以下のような用途で利用されています。
また相撲以外にもプロレスリングやボクシングの試合が行われ、2020年に開催される東京オリンピックではボクシングの会場となります。
年に数回程度音楽のコンサートとして利用される際は、土俵のあたりにステージが設置され、どの方角からも同じ条件で見られるため、普段のライブとは違った視点でライブが楽しめます。
ステージやアリーナ席についてはライブによって配置が変わるので、ライブを見る際には座席表などをしっかりと確認しておきましょう。
国技館で気を付けたいこと
まず気を付けたいことはトイレが混むことです。
男女の比率が偏るイベントなどの際は気を付けましょう。
また国技館ならではの注意してほしい点として升(マス)席があげられます。
升席とは武道館でいうところの一階スタンド席にあたる部分のことであり、鉄パイプで正方形に区切られている土足禁止のエリアとなっています。ライブなどではスタンディング席となることもあるのですが、基本的には座布団が4枚ひかれており最大4人が1つの升席を利用することになるのです。
一人あたりのスペースがほぼ座布団1枚分とかなり狭いため、ゆっくりくつろいで観戦したい方、大荷物がある方にはあまり向かないかもしれません。
相撲観戦にきたら格安ちゃんこを食べよう!
国技館で相撲観戦をする時に食べてもらいたいグルメがあります。 それは格安ちゃんこ!
国技館地下一階大広間で売られているちゃんこは場所毎にちゃんこ作りを担当する相撲部屋が変わり、場所開催中に味も何度か変わるのです。
国技館の外にもおいしいちゃんこ屋さんはたくさんありますが、中で食べるちゃんこもまた格別です。地下一階の大広間にはイスとテーブルがありその場でゆっくり食べることができます。
各相撲部屋が自慢の味を披露するこちらお店のことを聞いて、ちゃんこを食べたくて相撲観戦に来る方もいらっしゃるようです。
お値段は、なんと一杯250円。ぜひおいしいちゃんこを食べて相撲観戦を楽しんでください。
まとめ
相撲の聖地である両国国技館は相撲以外にも様々な用途で使われており、音楽ライブなどでは普段のライブとは違った視点で楽しめる施設です。
両国国技館の周辺にはおいしいグルメや人気の観光地もあるので相撲観戦以外にも楽しめること間違いなしです。
以上「両国国技館へ行こう!オススメの楽しみ方5選」でした。