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相撲協会理事戦で散った貴乃花親方の思い

2018 3/2 17:45奏希01
貴乃花親方
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Ⓒゲッティイメージズ

相撲ファンとメディアの声

元横綱日馬富士の貴ノ岩に対する暴行によって、何かとネガティブなニュースが連発してしまう大相撲。無くならない暴力に対して、連日メディアでは相撲協会の暗い部分に焦点を当てて報道をしている。今回ほど、相撲協会の理事選が注目を浴びたことはないだろう。

今回の理事選で注目されたポイントは、「貴乃花親方が理事に再選するかどうか」だった。9票が当選の目安とされるなか、貴乃花親方は2票しか獲得できず落選。このことにより「相撲界は変わらない」「古い体質が残る」と不安視する声が尽きない。

理事の権限とは

相撲協会の理事とは、どのような権限を持つのだろうか。理事ではない親方と、理事の権限には、大きく分けて3つの違いがある。

第1に横綱、大関の昇進を諮問する権限。理事になると、昇進に関して自分の意見を述べる権限が与えられるのだ。横綱への昇進は2場所続けて優勝、大関への昇進は3場所で33勝という目安がある。しかし、それを果たしたからといって必ずしも横綱、大関になれるわけではない。逆にその目安を満たさなくても昇進することもある。ちなみに稀勢の里は初優勝で横綱に昇進したので、あくまでも目安の話である。

第2に相撲のルール変更。過去には「立ち合い改革」や「待った厳禁」などの改変があった。

第3に相撲協会の制度変更。相撲部屋の在り方や力士同士のかかわり方について言及できる。

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