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大相撲の「大器」との評判高まる御嶽海関を解説

2017 3/22 18:28kinsky
大相撲
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出典 http://www.sankei.com

学生横綱の称号を持って角界入りし、僅か2場所で十両に昇進。幕内に上がってからも確実に勝ち星を重ね、横綱や大関とも互角の相撲を取る力を付けており、大相撲1月場所で大活躍した力士の一人が御嶽海関だ。

小学1年生で相撲に出会い、負けず嫌いの性格で頭角を現す

現在24歳の御嶽海関の出身は長野県木曽郡で、本名は大道久司さんという。小学校1年生の時に村の相撲大会で自分より小さい相手に負けたことで、負けず嫌いの性格に火が付き地元の少年相撲クラブに入ったことが、相撲を始めるきっかけになった出来事だ。
小中高時代に全国大会出場し上位の成績を収めるなどの実績を積み、大学は東洋大学法学部に進んだ。相撲部に入ると直ぐに頭角を現し、突き押し相撲で相手を一気に土俵下に押し込む型を身に付けた。

アマと学生のダブルタイトルを獲得して出羽海部屋に入門

御嶽海関は大学時代に個人タイトルを15も獲得しており、4年生時には学生横綱とアマ横綱の2冠に輝き、大相撲の幕下付け出しでのデビュー資格を得た。当時は角界入りの意思は無く、卒業後に和歌山県庁に就職することが内定していたため、アマで相撲を続ける予定だった。
しかし、御嶽海関の将来性に注目していた出羽海親方から「部屋の再興に力を貸してほしい」と熱心にスカウトされ、入門を決意した。出羽海部屋を継承したばかりの親方(元・小城ノ花)にとって初めての直弟子になった。

僅か2場所で十両に昇進。長野出身としては47年ぶりの関取に

御嶽海関は、2015年3月場所で初土俵を踏んだ。同時に四股名を地元の名峰・御嶽山に出羽海部屋の海を付けた「御嶽海」とした。初土俵の場所は6勝1敗、続く5月場所では東幕下3枚目で同じく6勝1敗と2場所連続して大きく勝ち越し、7月場所での十両昇進が決定した。
2場所で十両に上がるスピード出世の上、47年ぶりに長野県出身の関取が誕生したため、地元長野県では大いに盛り上がった。そして新十両で11勝4敗という成績を挙げいきなり優勝という快挙を成し遂げたのだ。

2場所で十両を通過し幕内へ。新入幕でも勝ち越す

御嶽海関は十両昇進1場所目で優勝し、続く9月場所でも12勝3敗という圧倒的な強さを見せて、あっという間の2場所で十両から幕内に昇進した。新入幕の2015年11月場所では千秋楽に勝ち星を挙げて8勝7敗で勝ち越しを決める。続く2016年1月場所では途中休場により入門以来初めての負け越しとなったが、続く3月場所と5月場所では連続2桁勝利を挙げ、5月場所では初の敢闘賞を獲得した。このあたりから御嶽海関に対する評価は将来有望な「大器」と言われるようになった。

1月場所では2横綱を撃破。優勝争いのダークホースに

御嶽海関はその後幕内上位に定着するが、さすがに上位の壁は厚く負け越しと勝ち越しを繰り返す。しかし、2017年1月場所、西前頭筆頭で11勝4敗の成績で技能賞を獲得。日馬富士と鶴竜の2横綱を破った取り組みが大きく評価された。
次の3月場所は大坂で地元・長野に近いことから、熱心なことで知られる後援会が大挙して応援に来ることだろう。力強い「突き押し」で、4横綱時代を迎えた優勝争いの1角に食い込んで来ることも十分に考えられる。

まとめ

久々に誕生した長野県出身の関取として、地元で御嶽海人気のフィーバーが巻き起こっている。次の3月場所で好成績を収めれば大関獲りもあり得るとの声も高まっている。

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