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相撲に関係する仕事にはどんなものがあるの?

2017 1/30 12:29
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Photo by J. Henning Buchholz/Shutterstock.com

相撲は、日本の伝統文化として1500年以上もの歴史を持つと言われています。 力士をはじめ、さまざまな人々が長年続く相撲に関わり支えているのです。 今回は、大相撲に関する仕事には一体どんなものがあるのか、調べてみました。

大相撲の力士の仕事とは?

力士の一番の仕事は、年に6回開催される本場所で相撲をとることです。また、本場所以外でも、地方や海外での巡業があれば参加しています。それ以外の日は、だいたい相撲部屋で過ごしており、日々稽古を行って力士として力を磨くのも大切な仕事です。相撲部屋では地位の低い力士はちゃんこ当番、掃除当番などの仕事もこなしています。
十両以上の力士の給料は月給制で、褒賞金との2本立てで支給されており、幕下以下は給料はなく場所ごとに手当がついています。ほかにも支援者からのご祝儀なども入り、番付の階級により収入や応援してくれるお客さまが増えるので、出世するほどやりがいを感じることができます。

大相撲の行司の仕事とは?

行司の仕事は、土俵上の相撲競技の進行や勝負の判定を下すほか、取組の決まり手や、力士や懸賞の紹介を場内放送します。また、土俵入りの誘導役や土俵祭の司祭も務めます。顔触れ言上を書いて読み上げるのも行司で、力士の番付、取組の決まり手や勝負結果も書きます。地方巡業では渉外役を務めています。
行司はそれぞれが相撲部屋に所属しているので、番付発送や後援会への連絡などの事務的な仕事も行っています。このように、行司は土俵内でも外でもさまざまな仕事をこなし、大相撲を支えているのです。

大相撲の呼出しの仕事とは?

呼出しの主な仕事は、土俵上で東西の力士を独特な節回しを使って呼び上げる、大鼓を叩く、土俵作りと手入れです。力士が使うタオルや塩などの管理、土俵の進行や合図の析を打つ、懸賞の垂れ幕を持って土俵を一周する、懸賞金を行司に渡すことなども呼出しが行います。また、カ士に水をつける、制限時間になったことを力士に知らせる、けがをした力士の手助けをするのも呼出しです。
ほかにも、審判委員や役員の世話、行司の手伝い、所属する相撲部屋の雑用など、さまざまな仕事をして大相撲を支えているのが呼出しです。

大相撲の床山の仕事とは?

大相撲の床山とは、力士の結髪をする人のことです。髷にはちょん髷と、十両以上の関取のみに許される大銀杏の2種類があります。床山は義務教育を修了した満19歳までの男子で、理事会に適格と認められればなることができます。美容師や理容師の免許資格は不要ですが、3年間は養成期間です。
床山の定員は50名で、それぞれ相撲部屋に所属しており、給料は月給制で基本給と各種手当が付きます。床山は力士のシンボルである髷を結うという重要な仕事です。同じ力士の髷をずっと結っていると、結い方の好みを覚えるなどして、力士との信頼関係が生まれていきます。

大相撲の若者頭の仕事とは?

若者頭は各相撲部屋に所属し、幕下以下の力士の指導や監督、番付発送など事務的な仕事もしています。また、一門同士の練習などでは他の部屋の幕下の指導もしています。
生活面でも、未成年の力士の指導、けがや病気の対応など、稽古だけではなく、親方の目の届かない部分のサポートをして力士を一人前するために力を注いでいます。ほかにも、本場所の取組の進行係、表彰式の世話、懸賞金の係、土俵下の控え力士の管理など、さまざまな仕事をしています。
若者頭の定員は8名で、相撲協会から給与が支払われています。

まとめ

相撲関係の仕事には、力士だけではなく、それを支えるさまざまな職業があります。 行司も呼び出しもよく目にする土俵上での姿だけではなく、実はとても多くの仕事をこなしているのがわかります。 歴史ある相撲を裏で支える人たちの妥協のない仕事ぶりを知ることで、相撲を一層面白く見られそうです。

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