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将来の横綱あり!?今注目の高校相撲強豪校はここ!

2016 11/15 10:42
大相撲
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Photo by kai keisuke/Shutterstock.com

相撲といえば大相撲を連想するが、高校相撲にも注目の選手が沢山いる。高校相撲の大きな大会情報や強豪校、卒業生などを紹介する。

大きな大会は6つ

高校相撲には大きな大会が6つあり

  • 2月の全国選抜高校相撲弘前大会
  • 5月の高校相撲金沢大会
  • 7月の全国高校相撲選手権大会
  • 8月の選抜高校相撲十和田大会
  • 9月の選抜高校相撲宇佐大会
  • 10月の国民体育大会相撲競技会


となっている。
6つの大会すべてで個人戦・団体戦が行われる。このうち7月に行われる全国高校相撲選手権大会というのが、いわゆるインターハイと呼ばれる大会だ。個人戦で優勝した力士には「高校横綱」の称号が与えられる。
その大会が終われば3年生は引退するのかというとそうでもなく、その後8月の選抜十和田大会・9月の選抜宇佐大会・そして10月の国民体育大会(国体)まで参加する生徒がほとんどである。夏から秋にかけて4か月連続で大きな大会がある。

0からスタートして全国屈指の強豪校に 「鳥取城北高校」

鳥取城北高校はこの数年間、団体戦で最も結果を残している高校である。特に2011年には圧巻の成績だった。6つの大会の個人・団体すべてで優勝を果たし、なんと高校六冠を達成したのだ。今年もすでに弘前大会、インターハイで優勝しており、今もっとも注目すべき高校といえる。
しかし、決して昔から強かった高校ではない。1985年に創部したが、指揮を執る石浦外喜義(ときよし)監督曰く、当初は土俵すらない状態からのスタートだった。15年ほど前から外国人留学生も採用し、OBには現在でも各界で活躍している照ノ富士や逸ノ城がいるのだが、彼らも最初から強かったわけではなく、特に逸ノ城は女子部員にも土をつけられてしまうほどだった。
石浦監督の熱心な指導のもと、彼らは成長し、全国屈指の相撲部にまで成長していった。指導の秘訣は”厳しさ”と”理詰め”だ。もちろん稽古中は厳しく、基礎から徹底的に教え込むが、その一方で単純な根性論ではなく、なぜその組み方がいけないのかなどをしっかりと説明しながら指導をする。体と頭、両方で理解するのが鳥取城北高校の相撲なのだ。

昨年の卒業生は将来の横綱!?「金沢市立工業高校」

金沢市立工業高校は、元大関の出島や元大関の玉乃島などのOBを輩出している強豪校だ。相撲部は時代によって強い高校が変わり、ここ10年でも強豪校は何校も入れ替わっているのだが(昔は強豪校だったが今では部員数が足らず大会に参加するのもやっとの高校もある)、この金沢工は昭和の時代から続く伝統のある強豪校なのだ。
金沢工卒業生で今一番注目されているのが「城山聖羅」。2016年の3月に卒業し、今は東海大に所属しているのだが、高校在学中の2014・15年、なんと2年連続の「高校横綱」にも輝いた実力者。2年連続での達成は27年ぶり7人目の快挙だった。特に3年時の2015年の成績は圧巻で、インターハイだけでなく6大会すべてで個人優勝を達成した。
大学進学後もすでに頭角を現し、1年生ながら東日本学生相撲新人選手権大会で優勝、さらに地元の大会である全日本大学選抜相撲金沢大会でも個人戦で優勝を飾っている。今後間違いなく角界入りする人物だ。

野球強豪校は相撲も強い 「埼玉栄」

埼玉栄高校は高校野球で強豪校としておなじみだが、相撲部も全国屈指の名門校で、全国高校相撲選手権大会の優勝回数は全国最多の9回を誇っている。特に2004~06年は3連覇を達成し、まさに高校相撲界の横綱的存在といえる。今年も金沢大会で優勝し、高校相撲界注目の高校なのだ。
他のスポーツで培った独自のネットワークを武器に、全国から有望な生徒を集めているのが特徴だが、野球留学のように”少しでも甲子園に出場しやすいから“という理由で来るのではなく、全国屈指の環境でより自分を高めたいという動機で来る生徒がほとんどである。ちなみにモンゴル人留学生は1人もいない。
OBには現大関の豪栄道などがおり、他にも現役の力士を数多く輩出している。相撲部のHPには彼らの取り組みの記録が紹介されている。

まとめ

高校野球に負けず劣らず、高校相撲も非常に面白く深い世界である。 未来の横綱を探すため、ぜひ高校相撲にも注目してほしい。

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