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箱根駅伝2019① ~青学が史上初の快挙へ挑む~

2018 12/29 15:00鰐淵恭市
青山学院,Shutterstock
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東海大(前回5位)

青山学院大の原監督がライバルとして名指ししたのが東海大だ。チームの主力は、高校からその力で名をはせた選手たちが集結する3年生の「黄金世代」。その中で特に力のあるのが、5000メートルでチーム最速の13分35秒81の記録を持つ関颯人、1500メートルで日本選手権2連覇の館沢亨次、1万メートルでチームトップの28分17秒52を持つ鬼塚翔太、日本選手権3000メートル障害4位の阪口竜平の4人だ。

昨年の出雲を制したように、長距離の中でも短めなトラック種目でスピードだけを競うのなら、青山学院大の選手たちよりも力はあるかもしれない。事実、関東インカレ、日本インカレのトラック種目の長距離では合計得点で1位となった。だが、昨年の箱根も期待されながら5位に終わったように、1区間が約20キロもある箱根ではその力を生かしきれずにいる。

それは昨年と今年の全日本でも如実に表れている。出雲よりは長く、箱根よりは短い全日本で、東海大は2年連続の2位だった。昨年は最終8区で、今年は7区で逆転されてしまった。箱根とほぼ同じ距離である全日本の終盤で逆転されていることからも分かるように、なかなか長い距離に対応できずにいる。ただ、課題が明らかな分、東海大がどう攻略してくるのか、箱根で見るのが楽しみだ。

今季は鬼塚らの故障もあり、出雲、全日本ではなかなかベストメンバーでのぞめなかった。だから、出雲3位、全日本2位というのは、ある意味仕方ないとも言える。箱根では万全の体調でベストメンバーが組めれば、青山学院大を脅かす存在であることは間違いない。

◇注目の選手
中島怜利

黄金世代を形成する3年生の1人。山下り・6区のスペシャリストだ。

1年、2年とも6区を走り、前回は区間2位と好走した。箱根だからこそ、その力を発揮する場所があるランナー。スピード豊かな選手がそろう東海大において、ある意味異質な選手かもしれない。

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