「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

史上まれにみる激闘!2017年カレッジボール・ローズボールの結果!

2017 3/3 09:51ユタロー
アメフト
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Aspen Photo/Shutterstock.com

アメリカでは、アメリカンフットボールは野球以上に人気のあるスポーツです。 アメリカのアメフトファンの新年の楽しみといえば、ローズボウルです 。2017年のローズボウルの結果はどのようなものだったのでしょうか? 今回は2017年ローズボウルについて振り返ってみましょう。

ローズボウルとは?

ローズボウルは、アメリカのカレッジボールで開催される大きな大会のひとつです。毎年1月1日に開催されるローズボウルは、アメリカにとって国民的なイベントとされています。
カウントダウンで騒いだ疲れを癒しながらテレビで見る人、盛り上がったまま現地への試合観戦に行く人と、さまざまな楽しみ方があるとされています。 ローズボウルの位置づけとしては、日本における甲子園の決勝戦みたいなものですので、盛り上がるのもうなずけますね!

今年の開催は1月2日!

カレッジボールで毎年開催されるローズボウルは、毎年1月1日の開催なのですが、今年は1月1日が日曜日だったため、1日ずれて1月2日の開催となりました。
アメリカ国内では、1月2日開催のローズボウルはとても盛り上がるというジンクスがあるため、年末から試合に対するテンションがかなり盛り上がっていました。 今年の大会には、サザンカリフォルニア大学とペンシルバニア州立大学が進出して、熱い激闘を演じてくれました。

近年まれにみる激闘を見せる!

結論から言うと、サザンカリフォルニア大学が52得点、ペンシルバニア州立大学が49得点という僅差の得点で勝敗を決しました。このような接戦を繰り広げるような試合は珍しく、アメフトファンの人たちからは、史上まれにみる熱戦だったと高い評価を得た試合だったようです。
試合展開も非常に白熱しており、前半リードしていたサザンカリフォルニア大学がそのまま勝つかと思われましたが、ペンシルバニア州立大学も負けじと追いかけます。試合終了間際、あわや逆転勝利かと思われましたが、惜しくも逆転ならずで試合終了となりました。

ペンシルバニア州立大学の見どころ

ここで各大学についてクローズアップしてみます。ペンシルバニア州立大学は、一時期低迷していましたが、最近では徐々に力を取り戻しつつあります。
今回のローズボウルの功労者は、クォーターバックのトレイス・マクソーリー選手です。力と速さを兼ね備えたクォーターバックであり、バシバシとパスを通していました。 怒涛の追いつきもこのトレイス選手のプレーがあったからことですが、最後の最後でパスインターセプションをしてしまいました。

サザンカリフォルニア大学の見どころ

見事勝利を手にしたサザンカリフォルニア大学のキーマンは、クォーターバックのサム・ダノルド選手と、ワイドレシーバーのジュジュ・スミス=シュスター選手です。
サム選手は、1年生ながらもシーズン途中でレギュラーに抜擢され、落ち込み気味だったチームを盛り上げた選手です。鋭いパスにより、ボールをねじ込みます。 そんなボールをキャッチするのがジュジュ選手です。フィジカルが非常に強く、近年のワイドレシーバーで最も優れた選手と評されています。

まとめ

今回は、アメリカのカレッジボールで毎年恒例になっているローズボウルについてご紹介させていただきました。 非常に面白い展開で、胸が熱くなる試合でしたので、録画をしている人が周囲にいれば、ぜひとも観戦してみてください。