スカッシュとはどんな競技?
スカッシュとは、テニスラケットに似た道具でボールを打ち合う、室内で行うスポーツ。コートは四方が壁に囲まれた独特な空間の中で行われます。広さはテニスの約半分くらいなものの、短い距離ならではのスピード感と瞬発力が必要な競技です。
また、『コート上のチェス』との異名を持つほどの頭脳的な戦略が必要となるのもスカッシュの魅力のひとつ。年配のプレイヤーが体力のある若いプレイヤーに勝てる可能性が高いのも魅力のひとつと言えますね。
『スカッシュ』というスポーツをご存知ですか?マイナーと侮るなかれ!テニスにも似たこの室内競技は、夏の梅雨や冬の雪の時期でも楽しめる魅力いっぱいのスポーツなんです。今回はスカッシュの魅力と基本的なルールをご紹介します。
スカッシュとは、テニスラケットに似た道具でボールを打ち合う、室内で行うスポーツ。コートは四方が壁に囲まれた独特な空間の中で行われます。広さはテニスの約半分くらいなものの、短い距離ならではのスピード感と瞬発力が必要な競技です。
また、『コート上のチェス』との異名を持つほどの頭脳的な戦略が必要となるのもスカッシュの魅力のひとつ。年配のプレイヤーが体力のある若いプレイヤーに勝てる可能性が高いのも魅力のひとつと言えますね。
スカッシュという名称の由来は英語で『押しつぶす』という意味の【squash】から来ています。テニスなどの派生としたゲームといった位置付けで、世界的に見ると約188カ国2,000万人がプレーしているとのデータがあるそうです。
その前身は古代テニスといわれており、12世紀のフランスで誕生しました。子供達が細長い道路を利用して遊んでいたものが始まりと言われています。男女関係なく楽しめるスカッシュは、次第に修道院をはじめとした大人達にも広まっていったそうです。
現代で楽しまれているスカッシュのルールを確認しましょう。スカッシュは先ほど記載した通り、四方を壁に囲まれたコートの中でラケットを用いてボールを打ち合う競技です。
上下左右だけではなく前後の壁も利用したダイナミックなゲームを楽しむことができます。プレイ人数は2人(ダブルスは4人)で、交互にボールを打ち合いポイントを競います。1ゲーム11点までとし、これを最大5セット行い、そのうち3セット先取したプレイヤーが勝利です。
スカッシュ最大の魅力は、やはり老若男女誰でも楽しめるという点でしょう。若さと体力に任せたプレイスタイルも良いですが、それだけで勝てないのがスカッシュの良いところ。
ボールの弾み方や返りの軌道を研究したり、相手プレイヤーの様子を瞬時に判断する洞察力など、体力任せだけでは勝利できない戦略もたくさんあります。『コート上のチェス』の異名を十二分に発揮した作戦を練るのもまたスカッシュの醍醐味といったところでしょう。
スカッシュには『世界スカッシュ連盟』という国際組織があり、大人からジュニアまで様々な大会が開かれています。世界ランキングも存在し、各大会の結果を踏まえ毎月発表が行われているそうです。
日本人はまだ世界のトップランキングに名を連ねていませんが、松井千夏選手や小林海咲選手など、スカッシュ界を牽引する素晴らしい選手は数多く存在します。一方、世界ジュニアランキングでは2016年に日本の渡邉聡美選手が1位に輝くなど、国内でも有望な選手が順調に育っているようですね。
スカッシュは日本国内で見ると、少しマイナーな競技かもしれません。
しかし、マイナーだからこそ始めるタイミングは今かもしれませんね。日本人で初めて世界のトップランキングに名前を刻むのは、あなたかもしれませんよ。